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【園田・兵庫サマークイーン賞2024】地方競馬重賞展望 金沢の女傑・ハクサンアマゾネスの連覇濃厚、相手探しの一戦か

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【園田・兵庫サマークイーン賞2024】地方競馬重賞展望 金沢の女傑・ハクサンアマゾネスの連覇濃厚、相手探しの一戦か


兵庫サマークイーン賞・レース概要】
園田競馬場のダート1700m戦で争われる、3歳以上の牝馬による地方全国交流競走。重賞となったのは2008年からだが、前年までは牝馬限定の指定競走だった。かつてはアングロアラブによるレースだったこともある(2002年まで)。2010年からは地方全国交流競走として、他地区所属の牝馬も出走が可能となった。

兵庫サマークイーン賞・検討のポイント】
昨年の覇者ハクサンアマゾネスが今年も参戦する。園田までの輸送も、ナイター競馬も昨年の段階ですでに克服してしまった今、課題は7歳という自身の年齢のみ。だがその一方で、今回のメンバーを見渡し、“女傑”相手に大金星を手中にできる馬がいるのか? と考えた場合に若干首を傾げざるをえない。相手探しの一戦と割り切って検討するのが無難ではないだろうか。

兵庫サマークイーン賞・出走馬概要】
ハクサンアマゾネス
通算成績は39戦28勝。獲得した重賞タイトルは23。これほどの実績馬が他の馬と同じ55キロで出走できるとなると、敗れるシーンを想像するのが困難になる。今回の対戦相手に「連勝中の上がり馬」どころか、前走で勝ち星を挙げた馬もいないだけに、この馬から流す相手を工夫する、という戦術しかないだろう。今回も吉原寛人騎手が手綱を取る。

クリノメガミエース
前走は佐賀に遠征して、佐賀ヴィーナスカップで2着。遠征競馬で馬券圏内に入った馬が地元・園田のレースに出走するのだから、ハクサンアマゾネスの相手筆頭と考えられるだろう。今回も笹田知宏騎手とのコンビで出走する。

アンティキティラ
その佐賀ヴィーナスカップで勝利したのが、高知所属のこの馬。最近、地方全国交流で高知所属馬の活躍が目立っており、所属馬のレベルが急速に上がっている点が指摘されているが、この馬もそんなトレンドを踏まえると軽視禁物の1頭となりそうだ。今回も多田羅誠也騎手が騎乗する。

サーフズアップ
こうした高知勢の活躍ぶりに、存在感が小さくなりつつある南関東勢だが、それでもノーマークという訳にはいかない。昨年のユングフラウ賞と東京プリンセス賞を勝利している実力馬だけに、現状の実力でハクサンアマゾネスにどこまで迫ることができるのか、注目したいところだ。今回は高知から赤岡修次騎手が駆けつけて手綱を取る。

南関東からは、スギノプリンセスグレースルビーも参戦する。両者はどちらもハクサンアマゾネス以外の馬とは大きな差はないはずだ。近走成績から人気を落とすのであれば、あえて買い目に入れるのも面白い。

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