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【帯広・柏林賞2024】地方競馬重賞展望 ダービー馬タカラキングダムに復権のチャンス

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【帯広・柏林賞2024】地方競馬重賞展望 ダービー馬タカラキングダムに復権のチャンス


柏林賞・レース概要】
ばんえい・帯広競馬場で行われる4歳馬限定の重賞競走。銀河賞、天馬賞と並ぶ、現4歳世代3冠路線の第一弾となる。ばんえい競馬における重賞格付けはBG3。2007年に創設された。今年で18回目となる。

柏林賞・検討のポイント】
近走好調のサクラヤマトマルホンリョウユウホクセイタイヨウにどうしても目を向けたくなるが、2020年生まれの現4歳世代のダービー馬タカラキングダムに復調の兆しが窺える点は見過ごせないところ。条件からも今回が復権のチャンスかもしれない。

柏林賞・出走馬概要】
タカラキングダム
昨年末にばんえいダービーを優勝後、年明け2戦目に勝ち星を挙げたが、その後6戦続けて馬券圏内から外れ、スランプに陥った。コンディションが心配されたが、前走の一般戦で2着。2走前も4着だったことから、復調傾向にあるとみられる。まだ人気になりにくい今回こそが買いだろう。

マルホンリョウユウ
5歳以上の馬たちも出走する前走の特別戦を勝利。その地力を考えると、負担重量が最も重い720キロでの出走となるのはやむを得ない。しかし、ばんえい競馬では不利とされる端枠を引いてしまい、その上でトップハンデというのは少々マイナス材料だと言わざるを得ない。この逆風を鈴木恵介騎手がどのように克服するのか、その手腕に注目したい。

サクラヤマト
今シーズン初戦は6着に敗れたが、2戦目から5連勝。2走前に2着に敗れたが、前走を勝利して、7戦連続連対中。勢いならこの馬が一番で、マルホンリョウユウより30キロ軽い690キロで出走できるのは有利だ。今回が初めての重賞挑戦だが、チャンスは十分にあると考えていい。

ホクセイタイヨウ
そのサクラヤマトの連勝をストップさせた馬。当時、サクラヤマトより30キロ重い負担重量での勝利だった点は高く評価されるべきだろう。3歳時は、3冠戦(ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞、ばんえいダービー)でいずれも2着だっただけに、今回はその悔しさを一気に晴らすチャンスと言えそうだ。

上記4頭以外では、アシュラダイマオーに注目したい。昨年のイレネー記念優勝馬で、690キロでの出走となる点は非常に魅力的だ。前走で久しぶりの勝ち星を挙げたキタノミネも、同じく690キロで出走できるだけに注目したい。前走でサクラヤマトとは差のない3着だったクリスタルゴーストも690キロなら侮れない。いずれも斤量差を活かして食い込みたい面々だろう。

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アヤキング|2024年6月23日 20:12 ナイス! (1)

菅原氏ナイスです!

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