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【川崎・関東オークス2024】地方競馬重賞展望 今年は南関勢か? 桜花賞馬プリンセスアリーが巻き返す

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【川崎・関東オークス2024】地方競馬重賞展望 今年は南関勢か? 桜花賞馬プリンセスアリーが巻き返す


関東オークス・レース概要】
1965年に創設された重賞競走。当時は川崎競馬場のダート1700m戦で実施されていた。1968年に2000mに距離が延長され、さらに1998年からは現在の2100mで行われている。2000年からはJRA所属馬や他地区所属馬も出走可能なダートグレード競走となった。格付けはJpn2。

関東オークス・検討のポイント】
今年はJRAから4頭参戦しているが、それでもあえて「地元・南関東勢にチャンスあり」と考えたい。なかでも好勝負となった東京プリンセス賞の上位入線馬が魅力的だ。

関東オークス・出走馬概要】
プリンセスアリー
浦和・桜花賞優勝馬で、前走の東京プリンセス賞は勝ち馬から0秒1差で3着だった。最後の直線での決め手を見る限り、距離延長はプラス材料と考えていいだろう。桜花賞からコンビを組んでいる森泰斗騎手が、どのタイミングで仕掛けるかが大きなポイントとなりそうだ。

ローリエフレイバー
前走の東京プリンセス賞で2着、という結果は昨年末の東京2歳優駿牝馬を勝利した地力を証明するものであったと同時に、勝ち馬とはタイム差なしでの敗戦だけに、陣営の悔しさはかなり大きいものであったに違いない。大井以外の競馬場が初めてとあって、当日輸送、左回りコースなどの点は気がかりだが、初コンビとなる笹川翼騎手がこうした点を踏まえてどのような騎乗ぶりを見せるのか注目したい。

アンデスビエント
JRA所属馬では、前走の京都・ダート1800m戦で逃げ切り勝ちを決めたこの馬に注目したい。前走時に手綱を取っていた田口貫太騎手が今回も騎乗予定で、同騎手の重賞初制覇を期待しているファンも多いのではないだろうか。初めてのナイター競馬、初めての左回りコースなどの課題を克服できれば、チャンスは十分にあると考えて良い。

メイショウヨシノ
この馬もJRA所属馬で、未勝利戦と1勝クラスを連勝して、この舞台に駒を進めてきた。勢いは侮れないが、未勝利戦が1200m戦、前走も1400m戦で、今回は大幅な距離延長。その点をどうとらえるかは馬券検討上においても大きなポイントとなりそうだ。連勝中に手綱を取った団野大成騎手の騎乗ぶりがカギを握る。

上記3頭以外では、JRA・中山のダート1800m戦が初勝利だったイゾラフェリーチェもチャンスがありそうな存在。一方、残る1頭のJRA所属馬クリスマスパレードは初ダートが課題だが、芝2200m戦で1勝クラスを制しており、距離への不安はないと思われる。南関東勢では、2歳時に川崎・ローレル賞を勝利しているミスカッレーラの巻き返しに期待したい。

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