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【高知・黒潮皐月賞2024】地方競馬重賞展望 6連勝中のプリフロオールインを中心視

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【高知・黒潮皐月賞2024】地方競馬重賞展望 6連勝中のプリフロオールインを中心視


黒潮皐月賞・レース概要】
高知競馬場のダート1400m戦で争われる3歳馬による重賞競走。高知競馬における3歳クラシック戦線の1冠目に相当する。1997年に創設され、2009年からは近畿・中国・四国地区交流競走となり、兵庫、福山の所属馬も出走可能だった。その後、2012年に中国・四国地区交流となり、福山競馬の廃止もあって、2013年からは高知所属馬限定でのレースとなっている。本競走の優勝馬には、高知優駿の優先出走権が付与される。

黒潮皐月賞・検討のポイント】
6連勝中のプリフロオールインが戦績からも他馬を圧倒しており、敗れる可能性について想像するのが難しい状況。相手探しの一戦と考えるのが無難かもしれない。

黒潮皐月賞・出走馬概要】
プリフロオールイン
7戦6勝2着1回。6連勝中のレースには、昨年10月のネクストスター高知、年末の金の鞍賞といった重賞競走も含まれている。今回のメンバーも勝負付けが済んでいる馬が多く、絶対的な存在と言えるかもしれない。
アニマルキングダム産駒の牡馬。昨年、JRA・札幌のエルムSで3着に入ったロッシュローブの半弟にあたる。この6連勝の全てにおいて手綱を取った宮川実騎手が今回も騎乗する。

バウンティキャット
プリフロオールイン以外で、連勝中の形でこのレースに駒を進めてきたのはこの馬だけ。しかし、昨年末の金の鞍賞ではプリフロオールインから2秒1という大きな差をつけられて3着に敗れた。
その後、今年3月の土佐春花賞でも3着に入ったが、当時の勝ち馬シンメデージーはその後、先日の園田・西日本クラシックを勝利している。土佐春花賞はレベルの高い一戦であることは間違いなく、その後の2連勝は古馬相手の一般戦でのもので、前走は2着以下に8馬身差をつける圧勝だった。金の鞍賞時点よりも成長していると思われ、この成長力でどこまでプリフロオールインとの差を詰めることができるか、注目したい。
ディスクリートキャット産駒の牝馬。今回は金沢の吉原寛人騎手が駆けつけて、金の鞍賞以来となるコンビを組む。

サノノスピード
前走の仙台夜桜特別で、プリフロオールインから0秒2差(3/4馬身差)の2着だった。JRAでデビューし、3戦して未勝利。その後、高知に移籍後の初戦は大差勝ち(2着以下に3秒1差)だった。JRAで鍛えた地力で、プリフロオールインにさらに迫ることができるか注目したい。
レッドファルクス産駒の牡馬。前走同様、赤岡修次騎手が騎乗する。

上記3頭に割って入るとすれば、土佐春花賞バウンティキャットから0秒6差の5着だったイッセーノーデぐらいで、馬券圏内に入る可能性が高いのはここまでか。

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