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【門別・エトワール賞2024】地方競馬重賞展望 地方移籍後初戦となるピンクヴェノムを中心視

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【門別・エトワール賞2024】地方競馬重賞展望 地方移籍後初戦となるピンクヴェノムを中心視


エトワール賞・レース概要】
門別競馬場のダート1200m戦で争われる重賞競走。2001年創設時は旭川競馬場のダート1000m戦だった。その後も旭川競馬場、または札幌競馬場のダート1000m戦が舞台だったが、2009年に門別競馬場のダート1000m戦に変更となり、さらに翌2010年からは1200m戦に距離が延長された。
2001年の創設時は7月の実施だったが、翌2002年からは5月に施行時期が変更された。さらに2015年から2021年の7年間は8月施行、そして2022年に5月に戻り、昨年からは4月に変更となった。
地方競馬全国交流となっており、他地区所属馬の参戦も可能。2010年には笠松所属のラブミーチャンが勝利している。今年は他地区からの参戦はない。道営・ホッカイドウ競馬における重賞格付けはH3。

エトワール賞・検討のポイント】
道営・ホッカイドウ競馬は、シーズンが始まったばかりで休養明けの馬が多いとあって、3月までJRAで出走していたピンクヴェノムの存在は非常に不気味。3歳牝馬で条件面にも恵まれており、この馬を巡る争いが見込まれる。一方の古馬勢は、現時点でのコンディションがポイントとなりそうだ。

エトワール賞・出走馬概要】
ピンクヴェノム
道営・ホッカイドウ競馬は4月から2歳馬によるレースが組まれている。そのため、この時期に既に出走条件が「3歳以上」で3歳馬と古馬の対戦が見られる。このエトワール賞も同様で、JRAから移籍後の初戦となる3歳牝馬が出走してきた点は注目に値する。
昨年7月に福島のダート1150m戦での新馬戦を勝利。その後、勝ち星はないが、今年も2月に東京で、3月に中山で出走しており、休養明けの馬が多い今回のメンバーと比較して、順調に使われている強みがある。
さらに3歳牝馬ということで、斤量が50キロである点には注目したい。評価は分かれそうだが、この馬の取捨が馬券検討上の大きなポイントとなりそうだ。黒沢愛斗騎手とコンビを組む。

スペシャルエックス
昨年末の園田・兵庫GTでJRA所属馬を相手に3着に食い込んだ実績を持つ。地力という点では断然と言っても過言ではない。門別の6ハロン戦は2022年のイノセントカップと、昨年の北竜ひまわりライス特別を制した舞台でもある。
課題は休養明けとなる点と、前述したピンクヴェノムとの斤量差が7キロある点ではないだろうか。地元・門別での出走ということで岩橋勇二騎手に手が戻るが、その手腕にも注目が集まる。

スティールペガサス
昨年の勝ち馬で、昨シーズン最終日に行われた道営スプリント優勝馬でもある。年末の兵庫GTでは11着と大敗したが、地元・門別なら信頼感は格段にアップする。スペシャルエックスと同様に、休養明けとピンクヴェノムとの斤量差が今回の課題となりそうだ。

上記3頭以外では、兵庫(園田・姫路)で連勝中のまま、道営に復帰する形となるサラキャサリン、昨年の道営スプリント3着馬で明け10歳馬となったスマートダンディーあたりまでが馬券圏内ではないだろうか。

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