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【佐賀・佐賀ヴィーナスカップ2024】地方競馬重賞展望 好調ミニョンの相手探しが難解な一戦

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【佐賀・佐賀ヴィーナスカップ2024】地方競馬重賞展望 好調ミニョンの相手探しが難解な一戦


佐賀ヴィーナスカップ・レース概要】
佐賀競馬場のダート1400m戦で争われる4歳以上の牝馬による重賞競走。2017年に3歳以上の牝馬限定戦として創設され、翌2018年からはGRANDAME-JAPAN・古馬シーズンの対象競走となったことから、出走条件が4歳以上の牝馬に改められた。
佐賀競馬場がある佐賀県鳥栖市にホームグラウンドがある、Jリーグのサガン鳥栖から優勝杯の提供を受けていることでも知られている。サガン鳥栖は佐賀競馬のオフィシャルスポンサーでもある。

佐賀ヴィーナスカップ・検討のポイント】
近走成績からミニョンを中心視すべきだが、相手探しが難しい。好調と思われる馬が少なく、相手次第ではミニョンが勝っても思わぬ高配当が期待できるかもしれない。

佐賀ヴィーナスカップ・出走馬概要】
ミニョン
高知所属で前走のレジーナディンヴェルノ賞を勝利して、初めての重賞タイトルを獲得している。高知ではその前走も含めて11戦連続で馬券圏内(3着以内)をキープしており、他に前走で馬券対象となった馬がいないこのメンバーでは絶対的な存在となりそうだ。
課題は高知から佐賀への輸送のみで、この輸送さえ問題なければ、重賞連勝の可能性は高い。今回も山崎雅由騎手が手綱を取る。

アンティキティラ
そのレジーナディンヴェルノ賞でミニョンから3馬身差で2着だった馬。当時は逃げて粘り込む形だった。当時から距離短縮となる今回は最内枠を引いただけに、同様の競馬が出来ればチャンスは十分にありそうだ。
ミニョンと同様、高知所属。レジーナディンヴェルノ賞の後は、牡馬相手の特別戦で6着、そしてJRA勢が相手だった前走の園田・兵庫女王盃で7着と結果を残すことができていないが、今回は相手関係も楽になっており、馬券圏内に浮上する可能性は高い。今回も多田羅誠也騎手が騎乗する。

クリノメガミエース
兵庫所属で、前走はそのレジーナディンヴェルノ賞で1番人気に支持されながら7着と大敗している。今回はそのリベンジを期しての一戦となる。
このレースは昨年も出走しており、3着に入っている。上記のアンティキティラが昨年は4着だったことを考えると、巻き返す可能性は十分にあると考えていい。笹田知宏騎手と引き続きコンビを組む。

上記3頭はいずれも他地区からの遠征組で、地元・佐賀勢にも目を向けたいが、残念ながら劣勢と言わざるを得ない。あえて取り上げるとすれば、長期休養を挟んで南関東から佐賀に移籍し、前走でひと叩きされたリネンファッションということになりそうだ。JRA所属時には、金沢で行われた2021年のJBCレディスクラシックで3着に入った実績もある。

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