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【金沢・金沢スプリングカップ2024】地方競馬重賞展望 近走不振のグランデラムジーが少頭数で蘇る?!

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【金沢・金沢スプリングカップ2024】地方競馬重賞展望 近走不振のグランデラムジーが少頭数で蘇る?!


【金沢スプリングカップ・レース概要】
4歳以上の馬たちによる重賞競走。1991年に「スプリングカップ」という名称で創設された。当時は1900m戦だったが、2012年に2000m戦に変更。その後、2016年に現名称に変更されると同時に1900m戦に戻っている。そして昨年から1500m戦に短縮された。
冬場にオフシーズンがある金沢競馬では、このレースがシーズン最初の古馬による重賞競走となる。

【金沢スプリングカップ・検討のポイント】
5頭立てという少頭数でのレースだが、その5頭の近走成績を見る限り、ずば抜けた存在がおらず、意外にも難解なレースとなりそうだ。総流しなど少頭数のレースならではの馬券戦術も組めそうだが、いずれにせよ軸馬選びがポイントとなる。

【金沢スプリングカップ・出走馬概要】
グランデラムジー
5頭の中で近走成績では最も見劣る馬。他の4頭は前走でも馬券圏内に入っているが、この馬だけは高知競馬に所属していた2022年11月でのレースを最後に馬券対象はない。
しかし、その高知所属時の2022年に珊瑚冠賞を勝利している。メンバー中で重賞勝利を経験しているのはこの馬だけで、近走成績のみで判断されて人気を落とすのであれば、妙味キャラとして期待値は高い。少頭数だけに、その可能性はゼロではないだろう。

タイサイ
出走馬5頭はいずれもJRAに所属した経験があるが、オープンクラスまで出世したのはこの馬だけ。2021年8月までJRAで走り、その後は大井、金沢、岩手へとそれぞれ移籍、そして今年から再び金沢競馬の所属となっている。
大井所属時の2022年には園田に遠征し、六甲盃で3着に入った実績もある。金沢に復帰後の初戦だった前走も、2着以下に5馬身差をつけて快勝しており、コンディションという点では最も期待できる1頭かもしれない。最近は全国各地の地方競馬で爪痕を残す活躍ぶりの吉原寛人騎手は、この馬に騎乗する。

フェイマスダンディ
4歳以上の馬が出走できるレースだが、今回のメンバーでは6歳馬のこの馬が最も若い。JRAでは2勝クラスを走っていたが、昨年4月の中山でのレースを最後に金沢へ移籍した。移籍直後は下級条件で4連勝した実績もある。
メンバー中、唯一重賞競走への出走経験がないが、年齢面も含めて成長力という点では最も期待できる存在と言えるだろう。前走で今シーズン最初の勝ち星も挙げており、初めての重賞競走でいきなりタイトル獲得となる可能性は十分にありそうだ。

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