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【水沢・赤松杯2024】地方競馬重賞展望 冬場使われた強み発揮なるか?! スズカゴウケツ

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【水沢・赤松杯2024】地方競馬重賞展望 冬場使われた強み発揮なるか?! スズカゴウケツ


赤松杯・レース概要】
水沢競馬場のダート1600m戦で争われる、古馬の重賞競走。重賞となったのは2013年からだが、特別競走として創設されたのは1975年という古い歴史を持つレースでもある。
岩手競馬における重賞格付けはM3。5月12日(日)に盛岡競馬場で行われるシアンモア記念のトライアルレースとなっており、1~3着馬には優先出走権が付与される。

赤松杯・検討のポイント】
昨年末の桐花賞の1~3着馬が参戦するが、いずれも休養明けであり、冬場のオフシーズンに他地区で走っていたスズカゴウケツに注目したい、馬券の面でも妙味がありそうだ。

赤松杯・出走馬概要】
スズカゴウケツ
JRA所属時は 3勝クラスを走っていた。岩手では昨年のシアンモア記念と一條記念みちのく大賞典でいずれも2着に入った実績を持つ。昨年11月の北上川大賞典ではノーブルサターンフレイムウィングスの2頭と対戦して4着に、12月のトウケイニセイ記念ではノーブルサターンヴァケーションと対戦して8着にそれぞれ敗れている。
その後、ノーブルサターンフレイムウィングスヴァケーション桐花賞に出走して1~3着となった後、冬場の休養に入ったが、スズカゴウケツトウケイニセイ記念後に南関東・川崎へ移籍して、1月と 3月に川崎での特別戦に出走している(結果はいずれも3着)。
このレースにあわせて、岩手に戻ってきた形だが、桐花賞1~3着馬に対戦成績では見劣るものの、冬場に使われた点はプラス材料と言えるだろう。今回、最内枠を引いた点も魅力で、過去の対戦成績を度外視して狙う価値は十分にありそうだ。

ノーブルサターン
前述した桐花賞の勝ち馬。3走前の北上川大賞典、2走前のトウケイニセイ記念も勝利しており目下重賞3連勝中。常識的にはこの馬を狙うべきだろう。
ただし明け10歳馬でもあり、休養明けの高齢馬である点は頭に入れておく必要がある。桐花賞時の馬体重は542キロという大型馬でもあり、今回の休養明けは割引材料となるかもしれない。

フレイムウィングス
桐花賞2着馬。明け7歳馬で桐花賞時の馬体重は485キロだった。セン馬でもあり、休養明けという点に対する不安はノーブルサターンより小さいかもしれない。昨春に岩手移籍後は、善戦はするがあと一歩足りないというレースが続き、まだ勝ち星がない点をどう評価すべきかが、馬券戦術上のポイントとなりそうだ。

ヴァケーション
桐花賞3着馬。デビューの地、南関東・川崎で全日本2歳優駿を制した実績馬も今年で明け7歳となった。岩手では2022年のシアンモア記念と昨年の一條記念みちのく大賞典を制している。この馬も馬体重が500キロ前後での出走が続いており、休養明けの今回は馬体重とパドックでの気配に注意したい。

上記4頭以外では、JRAから移籍後の初戦となるライアンが面白そうだ。2歳馬だった2021年に南関東・浦和でデビューして、船橋の平和賞を制した実績を持つ。冬場をJRA所属馬として過ごしたが、使われた3戦はいずれも障害戦で、障害練習によりパワーアップしていれば、意外な伏兵となる可能性もある。山本聡哉騎手が騎乗予定だが、同馬が浦和所属馬だった2022年のダービーグランプリへ参戦した際(結果は10着)にもコンビを組んでいる点は興味深い。

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