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【高知・二十四万石賞2024】地方競馬重賞展望 4歳シーズン初戦を迎える高知最強馬ユメノホノオの死角は休養明けのみ

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【高知・二十四万石賞2024】地方競馬重賞展望 4歳シーズン初戦を迎える高知最強馬ユメノホノオの死角は休養明けのみ


二十四万石賞・レース概要】
高知競馬場のダート1900mで争われる重賞競走。1985年にこの距離で創設された。1997年に2100m戦に距離が延長されたが、1999年に1900m戦に戻っている。
福山競馬が開催されていた頃には、その福山所属馬も出走できる交流競走となっていたこともある。2010年と2011年は中国・四国・近畿交流として、2012年は中国・四国交流として実施された。現在は高知所属馬のみのレースとなっている。

二十四万石賞・検討のポイント】
昨年の高知優駿や高知県知事賞など、重賞7勝を挙げているユメノホノオがこのレースで戦線に復帰する。高齢馬が珍しくない高知競馬において、4歳馬で既に伝説級の名馬となりつつある同馬。一応休養明けとなる点は注意しておきたいところだが、基本的には相手探しの一戦と考えるべきだろう。

二十四万石賞・出走馬概要】
ユメノホノオ
16戦14勝という圧倒的な戦績を誇るこの馬の死角を探すのは、高知所属馬同士の対戦では難しい。あるとすれば、今回は昨年末の高知県知事賞以来の実戦となる部分。デビュー以来3ヶ月以上の休養明けで迎えたレースはなく、コンディションに問題がないかどうかだけだろう。今回も金沢から吉原寛人騎手が駆けつけて騎乗する。

ガルボマンボ
昨年の勝ち馬で、高知県知事賞ではユメノホノオに対して1/2馬身差で2着だった。年明けの3戦は馬券圏内から外れているが、距離延長はこの馬にとって魅力的で、巻き返す可能性は十分にあるだろう。
高知県知事賞では、2周目の向正面でロングスパートを開始したユメノホノオに 3コーナーで並びかけられ、その後の併せ馬のような叩き合いに屈する形で敗れている。今回もユメノホノオは後方からレースを進めると思われるが、この馬の鞍上・林謙佑騎手が当時の敗戦を糧にどんなレースぶりを見せるか、注目したい。ひとつ上の世代の高知ダービー馬としての意地を見せることができるかどうか。

デシジョン
ユメノホノオが取りこぼすとすれば、前でレースの主導権を握った馬を捕まえ切れなかったケースではないだろうか。恐らく今回、逃げるのはこの馬だろう。前走で逃げている馬はもう1頭いるが、距離を考えるとこの馬がハナに立つ可能性が高い。どのような逃げを打つのか、井上瑛太騎手のペース配分がレースのカギを握ることになりそうだ。

ユメノホノオが出走するだけにあまり買い目を多くできないが、それでもあえてもう1頭取り上げるとすれば、かつて2019年の東京ダービーを制したヒカリオーソではないだろうか。8歳の古豪となったが、近2走は2戦続けて特別戦で2着に入っており、調子は上がっている。畑中信司騎手の手腕に期待したい。

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