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【名古屋・東海クイーンカップ2024】地方競馬重賞展望 兵庫のプリムロゼに地元・愛知勢はどう挑むのか?

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【名古屋・東海クイーンカップ2024】地方競馬重賞展望 兵庫のプリムロゼに地元・愛知勢はどう挑むのか?


東海クイーンカップ・レース概要】

名古屋競馬場のダート1700m戦で争われる3歳牝馬限定の地方全国交流戦。東海地区(名古屋、笠松)での重賞グレードはSP1となっている。
1992年に旧名古屋競馬場の1600m戦で創設。2000年から2002年に一度休止となったが、2003年に夏場の重賞競走として復活し、さらに2012年からは春シーズンに移行、この年からGRANDAME-JAPAN・3歳シーズンの一戦として、地方競馬全国交流競走となっている。

東海クイーンカップ・検討のポイント】
堅実さという点では兵庫から参戦のプリムロゼが一枚上だが、迎え撃つ地元・愛知勢も地力では引けを取らず、両者の比較が馬券検討の大きなポイントとなりそうだ。

東海クイーンカップ・出走馬概要】
プリムロゼ
兵庫から参戦するダノンレジェンド産駒の3歳牝馬。通算成績は7戦3勝2着4回とオール連対中で、今回のメンバーの中でも堅実さではナンバーワンと言っても過言ではない。ただし、今回の地元・愛知勢の中に先着を許した馬が含まれており、現在の力関係は気になるところ。デビュー戦から手綱を取っている杉浦健太騎手がこうした点をどう考えて騎乗するのか、注目したい。

ニジイロハーピー
1月に姫路へ遠征し、兵庫クイーンセレクションに参戦した際、そのプリムロゼに先着して勝利したのがこの馬。今回は相手を地元に迎え撃つ形となり、負けられない一戦と言えるかもしれない。しかし、前走のネクストスター西日本での6着は、牡馬が相手とはいえ負け過ぎの感があり、状態面が少々気になるところだ。
ストロングリターン産駒で、2歳時には名古屋のゴールドウィング賞で3着、笠松のライデンリーダー記念で2着にそれぞれ入った実績もある。今回も前走と同様、大畑雅章騎手が騎乗する。

ドナティアナ
現在、3連勝中。JRAでデビューし、昨年末に阪神の新馬戦で12着に敗れた後に名古屋に移籍。移籍後の2戦目から前走まで連勝を続けている。重賞で相手は強くなるが、JRAでデビューしていた点と勢いは侮れない。
ロードカナロア産駒で、移籍後からコンビを組んでいる加藤聡一騎手が今回も手綱を取る。

マコトヴィエルジ
この馬も2連勝中。昨年7月にJRA・函館でデビューするも4戦して勝ち星なし。年末の中京での未勝利戦を最後に名古屋に移籍したが、その移籍後に連勝してこのレースへと駒を進めてきた。この馬も勢いには注意が必要だろう。今回は今井貴大騎手と初めてのコンビを組む。

上記4頭以外では、南関東・船橋から参戦するザオイマヲトキメク、高知から参戦するウオタカも気になるが、地元・愛知勢との比較で地力で勝る、とまでは言い難い。馬券圏内まではあるかもしれないが、やや信頼性に欠ける印象がある。

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