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【園田・兵庫女王盃2024】地方競馬重賞展望 成長力武器に、サーマルソアリングが初代女王の座を狙う!

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【園田・兵庫女王盃2024】地方競馬重賞展望 成長力武器に、サーマルソアリングが初代女王の座を狙う!


兵庫女王盃・レース概要】
昨年まで大井競馬場で「TCK女王盃」として行われていた、中央・地方交流の牝馬限定重賞競走が舞台を園田競馬場に移し、「兵庫女王盃」として今年から新たにスタートすることになった。施行時期も大井時代の1月から4月に移行する。
園田競馬場のダート1870m戦で争われる。格付けはJpn3。

兵庫女王盃・検討のポイント】
JRA所属馬同士の争いとなりそう。実績ならアーテルアストレア、ヴィブラフォン、ライオットガールだが、近走の勢いと成長力ならサーマルソアリングが上回る。これらJRA勢を相手に、地元・兵庫勢が食い込めるかが注目点と言えそうだ。

兵庫女王盃・出走馬概要】
サーマルソアリング
昨年7月に初めてダート戦を使われるようになって3連勝でオープン入り。昇級戦となる前走の総武Sでも2着に入っており、まだダートでは底を見せていない。
このレースに出走しているJRA勢4頭の中では、実績面で最も見劣るが、勢いと成長力ならナンバーワンで、いきなりタイトルを獲得する可能性はじゅうぶんにありそうだ。

ライオットガール
サーマルソアリングと同じ4歳牝馬。昨年のレパードSとクイーン賞を制している。別定戦のため、サーマルソアリングより1キロ重い55キロでの出走となる点をどう見るかが、馬券検討上の大きなポイントとなりそうだ。56キロだった今年2月のクイーン賞(4着)からは1キロ軽くなっている、と考えると別の評価も与えられそうで、レース直前まで頭を悩ませる1頭となるかもしれない。

スマイルミーシャ
地方所属馬では、昨年末に今回と同舞台の園田1870mで争われた園田金盃の覇者であるこの馬に注目が集まりそうだ。当時は兵庫におけるトップレベルの牡馬が相手だっただけに、JRA勢が相手とはいえ、牝馬同士の対決となる今回は好勝負を期待していいだろう。昨年の地方競馬における全国リーディングジョッキー・吉村智洋騎手の手綱にも注目が集まる。

キャリックアリード
地方所属馬ではこの馬にも注目が集まりそうだ。JRA所属時に挙げた4勝は、前期サーマルソアリングと同数。昨年のみ施行の神奈川記念(中央・地方交流重賞)で2着に入った後に南関東・大井に移籍して、2月に行われた前走のクイーン賞で2着に入った。
元中央馬だが、JRAで成績が頭打ちになって移籍した、という馬でないことは確か。今回出走のJRA勢とも、互角の戦いができる地力の持ち主であることには違いない。

上記4頭に、アーテルアストレア、ヴィブラフォンというJRA所属馬2頭を加えた6頭が園田での初代女王候補と言えそうだ。馬券圏内もこの6頭中3頭で決まる可能性が高い見通しだが、組み合わせ次第では意外な高配当も見込めそうで、オッズをじゅうぶんに勘案した上で馬券を購入することをオススメしたい。

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