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【コウノトリ賞】昨年の兵庫最優秀3歳馬スマイルミーシャが重賞6勝目

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【コウノトリ賞】昨年の兵庫最優秀3歳馬スマイルミーシャが重賞6勝目

古馬牝馬限定重賞となって、14年ぶりに復活した「第4回コウノトリ賞」が11日、園田競馬場で9頭によって争われた。断然の1番人気に推された昨年の兵庫最優秀3歳馬&最優秀牝馬スマイルミーシャ(4歳・飯田)が2周目3コーナーで先頭に立ち、危なげなく押し切って重賞6勝目を飾った。吉村智洋騎手は前回(2010年・コスモハレルヤ)に続くコウノトリ賞2勝目で、重賞47勝目。飯田調教師は重賞8勝目。



貫禄の違いというしかない。スマイルミーシャが、単勝オッズ1・1倍に恥じない堂々の勝ちっぷりで2024年を滑り出した。

序盤から先行した2騎(タガノオボロニネンビーグミ)が後続を引き離し、場内からどよめきが起こる展開。それでも吉村騎手は「2頭が飛ばす形も想定内でしたし、『あれだけ行けば、勝手に止まる』と思っていました」と冷静だった。中団3番手に構え、後ろの2番人気・クリノメガミエース、3番人気・マルグリッドにぴったりマークされたが、我関せずと2周目の3コーナーで早めのスパート。直線では並ばれることもなく、クリノに3馬身差をつけて重賞6勝目のゴールに駆けこんだ。

完勝といえる着差だったが、吉村騎手は「もう少し(末脚が)はじけないといけない。交流重賞を勝つには、すべてにおいてパワーアップしてほしい。成長するように頑張っていきたいです」と注文。それも〝令和の兵庫の女傑〟としての期待の大きさからだろう。今後はリフレッシュ放牧を経て、今年新設された交流重賞・兵庫女王盃(4月4日、園田、JpnⅢ、1870メートル)へ向かう予定。

◆飯田良弘調教師「人気を背負っていたので緊張しました。飛ばした前(の馬)を見る、理想的な展開になりましたね。馬体が増えていたのは好材料ですし、年齢を重ねるとともに成長をしていければ」

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