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【ニューイヤーカップ・レース概要】
浦和競馬場で行われる明け3歳馬による重賞競走。1958年に創設された際は「ニューイヤーハンデ」という名称の2000m戦だった。翌1959年に1400m戦となり、さらに1961年からは1600m戦にそれぞれ距離が変更され、1962年には現在の「ニューイヤーカップ」へと名称変更、さらに2022年からは1500mへと再度距離変更が行われ今に至る。
本年からは3月に行われるネクストスター東日本の前哨戦となり、優勝馬には優先出走権が付与される。南関東における重賞グレードはS3。
【ニューイヤーカップ・検討のポイント】
連勝中の馬が2頭いるが、鞍上の勢いにも注目が集まるクリコマを中心視したい。課題は多いが、今後を見据えた際に今回は資金石となりそうで、このクリコマの評価が馬券戦術のポイントとなりそうだ。
【ニューイヤーカップ・出走馬概要】
クリコマ
マジェスティックウォリアー産駒の牡馬で川崎・高月賢一厩舎の管理馬。4戦3勝2着1回とオール連対中で、近2走は地元・川崎の特別戦を連勝している。母ムツミマーベラスは福山競馬で重賞3勝を挙げている。
浦和で出走するのは今回が初めてであり、メンバー中に斤量面で恵まれた馬もいて、楽な戦いは期待できないが、南関東で最も勢いがある若手騎手として注目を集める野畑凌騎手がデビュー戦から手綱を取り続けている点に注目したい。デビュー2年目だった昨年に106勝を挙げ、大晦日にはローリエフレイバーで東京2歳優駿牝馬を制して重賞初勝利も成し遂げており、その手綱捌きに期待したいところだ。
エドノバンザイ
ドレフォン産駒の牡馬で、浦和・宇野木博徳厩舎の管理馬。昨年のユングフラウ賞と東京プリンセス賞を勝ったサーフズアップの全弟にあたる。
3戦2勝3着1回で、2走前の地元・浦和での条件戦と、前走の川崎での特別戦を連勝中。地元馬だけに浦和のコースを経験している点、クリコマより1キロ軽い56キロで出走できる点、そして血統面を考えると、常識的にはこの馬のほうが中心視されるべきかもしれない。近2走と同様、矢野貴之騎手が手綱を取る。
クルマトラサン
ベストウォーリア産駒の牡馬で、船橋・張田京厩舎の管理馬。昨年9月に大井・ゴールドジュニアを勝っており、重賞タイトルを持っているという意味では上記2頭よりも格上と言えるかもしれない。但し、前走の大井・ハイセイコー記念は勝ち馬から大きく離されての3着だったことから、距離の壁に対する懸念も。今回はその前走より100m短い距離でのレースとなるだけに、距離適性を見極める一戦にもなりそうだ。
上記3頭以外では、Constitution産駒で浦和・小久保智厩舎の牡馬、ライゾマティクスも人気となりそうだ。ハイセイコー記念ではクルマトラサンに先着(2着)しており、距離適性はライゾマティクスのほうが高いと見るべきかもしれない。今回は桑村真明騎手が手綱を取る。
(文・菅野一郎)
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---|---|
2位 | セイカメテオポリス |
3位 | バーデンヴァイラー |
4位 | ヒーローコール |
5位 | ランリョウオー |
6位 | ミヤギザオウ |
7位 | アドバンスファラオ |
8位 | ストームゾーン |
9位 | シュアゲイト |
10位 | キングクー |
1位 | 西啓太 大井 |
---|---|
2位 | 矢野貴之 大井 |
3位 | 森泰斗 船橋 |
4位 | 笹川翼 大井 |
5位 | 藤田凌 大井 |
6位 | 桑村真明 北海道 |
7位 | 御神本訓史 大井 |
8位 | 吉原寛人 金沢 |
9位 | 望月洵輝 愛知 |
10位 | 石川倭 北海道 |
1位 | 坂井英光 大井 |
---|---|
2位 | 小久保智 浦和 |
3位 | 角川秀樹 北海道 |
4位 | 山口浩幸 兵庫 |
5位 | 鷹見浩 大井 |
6位 | 荒山勝徳 大井 |
7位 | 藤田輝信 大井 |
8位 | 内田勝義 川崎 |
9位 | 福永敏 大井 |
10位 | 澤佳宏 大井 |
>今回は資金石
新しい競馬用語でしょうか(笑)
ウマニティスタッフさん、原稿の校正ちゃんとしましたか?