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【コース&馬場状態 傾向と対策】東京記念2023 大井2400mに強い血統 ランリョウオー、フレッチャビアンカ、マンガン、カイル

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今回は大井競馬場で行われるS1東京記念のポイントを、大井コースの馬場傾向、近年のレース結果をもとに考察していきます! 予想にお役立てください。

大井2400mは内寄りの枠が有利なコースですが、このレースに関しては実力がはっきりした馬が活躍していることもあってそこまで内枠有利・外枠不利の傾向は出ていません。それよりも長距離だけあってペースが落ち着き、先行勢有利という大井2400m戦の傾向がこのレースではさらに顕著になっています。

差し一辺倒の馬は今まで多く人気を裏切っており、3着以内の馬も含めて例外は2015年4コーナー12番手から追い込んだプレティオラスくらい。1コーナーでできれば3番手以内、まくる馬でも3コーナーで5番手以内につけていたいところです。

本来であれば、東京大賞典・川崎記念・ドバイワールドカップ3連勝のウシュバテソーロに0.9秒差の実績があるレッドソルダードが実績断然。スタミナ勝負に強い血統、先行できる脚質、4ヶ月ぶり重めをトライアルで叩いて本番ということで人気を集めるかと思いきや陣営のトーンも上がらず。まともなら頭まである戦績なのですが……。

もしレッドソルダードが本調子にないのであれば、南関東の重賞戦線で活躍するギガキングが今年負けた2頭、ランリョウオー、セイカメテオポリスに注目が集まるところ。また、ダイオライト記念でセイカメテオポリスに先着しているマンガンは去年のこのレースで単勝5.2倍、一昨年は3.9倍の人気を集めていた馬。後ろから行く脚質で人気になると脆いところがありますが、人気が無いようだと怖い存在です。

そしてこのレースに照準を絞ったローテーションに見えるフレッチャビアンカ。昨年の金杯ではセイカメテオポリスに先着しており、長い距離では安定して好走しています。

■2000m以上の大井重賞勝ち馬
→ランリョウオー、セイカメテオポリス、マンガン、フレッチャビアンカ、カイル、コバルトウィング、トーセンブル

■同年の大井記念で3番人気以上
→ランリョウオー、セイカメテオポリス

■同年の東京記念トライアルで3番人気以上
→レッドソルダード、フレッチャビアンカ、コバルトウィング

■このレースに強い小久保厩舎、森下厩舎、川島正厩舎、渡邉和厩舎、藤田厩舎、荒山厩舎
→ランリョウオー、ミヤギザオウ、セイカメテオポリス、ヴェルテックス、フレッチャビアンカ、カイル、コバルトウィング、レッドソルダード

■大井2400mで活躍、母父シンボリクリスエス、ディープスカイ産駒
→ランリョウオー、ミヤギザオウ、セイカメテオポリス、フレッチャビアンカ

■大井2400mで活躍、パイロ、マジェスティックウォリアー、トーセンブライト、アイルハヴアナザー産駒
→ランリョウオー、ミヤギザオウ、レッドソルダード、セイカメテオポリス、カイル、マンガン、トーセンブル

また、コース適性も重要で、

ユーロビート:5回出走して1着→2着→1着→4着→3着
カキツバタロイヤル:4回出走して3着→4着→3着→3着 
ルースリンド:3回出走して1着→1着→2着

というように好走馬は人気がなくてもまた好走する傾向があります。
去年の結果からランリョウオー、セイカメテオポリス、フレッチャビアンカは人気に関わらずマークが必要です。

ということでコースや過去のレースから有利な馬を見ていきました。ランリョウオーは、随分該当項目が多いですね。実際去年の大井記念東京記念でセイカメテオポリスに勝っていますし、不気味な存在です。

セイカメテオポリスは軸として安定したレースを続けていますが、人気を集めマークがきつくなるようなら頭でランリョウオー、フレッチャビアンカ、マンガン、コバルトウィングといった穴馬から行っても面白いかもしれません。
ハデスキーパーはここで通用する能力を秘めていると思いますがいきなりのS1、少し割り引きたいと思います。怖いのは金盃2600mでセイカメテオポリスに先着しているカイル。調教も良かったですし人気がなさすぎると本田正重騎手無欲の追い込みが炸裂するかも。


(文・ニャートバー)

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