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【南関東重賞展望】フリオーソレジェンドカップ2023 斤量差で浮上する波乱の主役となるあの馬に注目!

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【レース概要】
船橋所属で、2008年と2010年の帝王賞を制するなどG1・Jpn1競走で6勝を挙げたスターホースだったフリオーソの功績を称えて、2013年に準重賞競走として創設されたレース。今年から南関東グレードS3に格上げされた。
同馬がトランセンド、スマートファルコン、テスタマッタなどといった、JRA所属の名ダート馬たちを相手に勝利した2010年の日本テレビ盃と同じ、船橋競馬場のダート1800mを舞台に争われる。

【検討のポイント】
各出走馬の実績と、今回背負う斤量との関係に注目したい。微妙な斤量差が最後に明暗を分ける可能性がある。近走不振の実績馬がこの斤量差を利用して浮上し、波乱となる可能性もあり、馬券検討が面白いレースとなりそうだ。

【出走馬概要】
キーピリオッド
まずは3連勝中のこの馬から紹介したい。競馬専門紙の馬柱表から、その勢いが気になる人も多いだろう。気になるのは、前走の川崎・幸オープンは4月初旬のレースである点。500キロを超える大型馬でもあり、今回は休養明けとなるのは減点材料だが、54キロで出走できるのは魅力的だ。

ノーブルシルエット
前走のスパーキングレディーカップでJRA勢を相手にハナに立ち、粘り込んで5着に入った。勝ち馬レディバグとは0秒5差で、元JRAオープン馬らしい走りを見せた。地力が高い馬でもあり、JRA勢がいない今回は主役となる可能性もある。メンバー中で唯一の牝馬だが、牡馬のキーピリオッドと同じ54キロでの出走となる点をどう考えるのかが、馬券検討上のポイントとなる。

ギガキング
今年2月に同じ船橋の1800m戦である報知グランプリカップを連覇している実績馬。その後、4月のブリリアントカップ(5着)、大井記念(6着)と大井での2戦は馬券圏内から外れたが、前走の短夜賞を勝利して、地元・船橋での強さを南関東ファンに再認識させた。ただし今回は他の馬より1~3キロ重い57キロでの出走となる点は有利とは言えず、取りこぼす可能性もある。

カジノフォンテン
2021年の川崎記念とかしわ記念を優勝し、Jpn1で2勝を挙げている。その後は勝ち星に恵まれず、最近は南関東勢同士のレースでも取りこぼしが目立つが、今回はギガキングより1キロ軽い56キロでの出走となる点に注目したい。今回は相手関係も楽になっている。

上記4頭以外では、2021年のジャパンダートダービーを勝利したキャッスルトップも56キロでの出走となる点で面白そう。勝ち切れないレースが続く8歳馬スワーヴアラミスも56キロで、相手候補として無視はできない。準重賞で行われた昨年のこのレースを勝ったリッカルドも12歳という年齢から人気を落とすようなら、ヒモ穴で押さえる手もあるだろう。

(文・菅野一郎)

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