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【兵庫大賞典】園田で5戦5勝!1番人気ラッキードリームが押し切り重賞8勝目

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【兵庫大賞典】園田で5戦5勝!1番人気ラッキードリームが押し切り重賞8勝目

兵庫競馬の春の古馬中距離王決定戦「第59回兵庫大賞典」(4歳上オープン・1870メートル)が4日、園田競馬場で9頭立てで争われ、下原理騎乗のラッキードリーム(牡5・新子)が断然の人気に応えて早め先頭から押し切り、重賞8勝目を挙げた。北海道でデビュー以来、川崎、園田と移籍してきた同馬は、これで園田では5戦5勝となった。下原騎手は同レース6勝目で、自身の持つ兵庫の通算重賞勝利数記録を「81」に伸ばした。新子雅司調教師は同レース3勝目で、重賞は通算57勝目。



アクシデントもなんのその。ゲートで「後扉に尻尾が挟まってしまった」(下原騎手)というラッキードリームはいつもほどの行きっぷりがなかったが、先頭に立つのをできるだけ我慢して向こう正面でゴーサインを出すと好反応。3コーナーでは逃げたツムタイザンに並びかけた。

「ソラを使っていつ差されてもおかしくなかったが、力を信じていました」 昨夏の転入時から、すべてタッグを組む鞍上だけに操縦は手慣れたもの。直線はフワフワしながらも後続の追撃を振り切ってVへと導き、レース後は兵庫現役最強馬をねぎらった。

半馬身差の2着は、中団の内から外に出して勢いよく追い上げたメイプルブラザー(8番人気)、3着には最内枠を生かしてロスなく運んだタガノキングロード(4番人気)が入り、3連単は2万9200円の高配当となった。

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