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7日船橋で今年度最初の交流重賞マリーンC開催!

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7日船橋で今年度最初の交流重賞マリーンC開催!

 4月に新年度を迎えてから初の交流重賞となる第25回マリーンカップ(交流GIII、ダート1600メートル)が7日、公営・南関東の船橋競馬場で行われる。3歳以上の牝馬が、さらなる飛躍を誓ってマイル戦でタイトルを争う。2019、20年と地方所属馬が連勝しており、今年もJRA勢vs地方所属馬の熱い戦いが期待できそうだ。メンバー、枠順は4日に確定する。

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 中央勢の注目は、今回がダート戦に初参戦となるフェアリーポルカだ。昨年はGIIIの中山牝馬Sと福島牝馬SをV。JRAの牝馬戦線では上位の力を持っており、前走の中山牝馬Sは不良馬場の厳しい条件だったが、最後まで踏ん張って3着。能力は健在だ。母フェアリーダンスの姉トゥザヴィクトリーは、JRAでGIのエリザベス女王杯を勝ち、世界最高峰のダート競走、ドバイワールドカップで2着と健闘した。血統的にダートに適性がある可能性は十分で、楽しみだ。

 同じくダート戦に初挑戦となるのがレッドアネモスだ。昨年にGIIIのクイーンSを勝っており、実力は確か。過去2走は2桁着順に終わっているが、ともに勝ち馬との差は1秒以内で、内容的にはそれほど悪くはない。ただし母のマチカネハヤテが芝1200メートルで5勝を挙げたように、母系には芝での活躍馬が多い。ダートへの適性が、好走への大きな鍵となりそうだ。

 マドラスチェックは、ダート交流重賞の安定勢力。最近の9戦は全てダート交流重賞で、昨年はGIIIのTCK女王盃を制覇。交流重賞は9戦1勝、2着3回、3着1回の実績を残している。前走のエンプレス杯は3着に敗れたが、2番手から失速した内容を振り返ると、現状では2100メートルの距離が長かった印象だ。久々の1600メートル戦は、むしろ好材料といっていい。

 テオレーマはこの1年間で、1勝クラスからオープンまで駆け上がってきた。前走の豊前Sは後方から直線一気の差し切り勝ちで、強烈な末脚が持ち味だ。今回は初めての重賞、初めての地方の競馬場と、クリアしなければならない課題が多いが、現在の上昇ぶりならば侮れない存在だろう。

 地方所属馬の筆頭は、昨年の優勝馬サルサディオーネだ。前走のエンプレス杯は積極的に先手を奪い、4コーナーでマドラスチェックに詰め寄られたものの、それを振り切る好内容。最後は外から伸びたマルシュロレーヌに3/4馬身差かわされ2着に敗れたが、一騎打ちに持ち込んで3着マドラスチェックには6馬身の差をつけた。もともとスピードがあり、船橋1600メートルは2戦1勝、2着1回で連対率10割。得意の舞台で連覇のチャンスといえる。

 アブソルートクインは船橋1600メートルで3戦1勝、2着1回の好成績。サルサディオーネが勝った前走のクイーン賞は10着に大敗したが、休養で立て直した効果に今回は期待したい。

 ナムラメルシーは昨年のエンプレス杯で、JRA勢を相手に2着と好走した実績がある。2走前に3着となった以外は近走は目立つ走りは見せていないが、一発の魅力は十分にある。

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