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【フジノウェーブ記念】藤田南関初重賞!伏兵トロヴァオ鋭伸V

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【フジノウェーブ記念】藤田南関初重賞!伏兵トロヴァオ鋭伸V

 26日の大井競馬第11Rで行われたフジノウェーブ記念は、藤田凌騎乗で単勝6番人気のトロヴァオが3番手から直線で鋭く伸び、2馬身差で勝利。鞍上の藤田騎手は南関重賞を初めて制した。タイム1分25秒5(良)。2着はマッチレスヒーローで、さらにクビ差の3着にはドリームドルチェ。1番人気のサブノジュニアは4着に敗れ、3連単は172万9830円の大波乱となった。勝ったトロヴァオは東京スプリント(4月8日、大井、交流GIII、ダ1200m)の優先出走権を獲得した。



 ◆藤田凌騎手(トロヴァオ1着)「自厩舎の馬で重賞を勝ててうれしい。指示通り乗ることができたし、追い出してからもしっかりはじけてくれた」

 ◆荒山勝調教師(同)「以前はテンションが高かったけど、最近はだいぶ落ち着きが出てきた。弟子の凌と重賞を勝ちたいと思っていたし、チャンスをものにできてよかった。次走は馬の様子を見て決める」



 ■トロヴァオ 父カネヒキリ、母サワズソング、母の父コックスリッジ。栗毛の牡7歳。大井・荒山勝徳厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。戦績28戦5勝。獲得賞金1億1125万円。重賞は2015年SIIハイセイコー記念、16年ダービーGPに次いで3勝目。フジノウェーブ記念は荒山勝徳調教師、藤田凌騎手ともに初勝利。

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