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【サマーチャンピオン】グランドボヌールがハナ差で重賞初制覇

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【サマーチャンピオン】グランドボヌールがハナ差で重賞初制覇

 8月14日の佐賀9Rで行われた第19回サマーチャンピオン(3歳以上、交流GIII、ダート1400メートル、ハンデ、11頭立て、1着賞金=2100万円)は、和田竜二騎手騎乗の3番人気グランドボヌール(牡5歳、栗東・鈴木孝志厩舎)が5番手追走から早めに進出、3コーナー過ぎに先頭に立ち、後続の追撃をハナ差振り切って交流重賞初制覇。タイムは1分26秒6(稍重)。

 2着に好位追走から差してきたヒザクリゲ(2番人気、JRA所属)、さらに4馬身差遅れた3着に先行粘ったシャインヴィットゥ(4番人気、JRA所属)。1番人気のスマートレイチェル(JRA所属)は逃げて早めにかわされ、4着に敗れた。

 サマーチャンピオンを勝ったグランドボヌールは、父エンパイアメーカー、母クインネージュ、母の父フジキセキという血統。北海道新ひだか町・片岡博氏の生産馬で、馬主は田畑利彦氏。通算成績は24戦6勝。重賞初制覇。サマーチャンピオンは、鈴木孝志調教師、和田竜二騎手ともに初優勝。

 ◆和田竜二騎手(1着 グランドボヌール)「いつもスタートがいい馬で、今日も落ち着いて出てくれました。内を見ながら行きましたが、馬体を並べていないとフラフラするところがあって、ついていかないと、と思ってレースを進めました。ちょっと早すぎたので、最後アップアップしてしまいましたが、頑張ってくれました。ダートの1400メートルが合っていたんだと思います。奥のある血統で、頑張ってくれているのはうれしいし、これからも活躍してほしいと思います」

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