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【名古屋・名古屋大賞典2024】山崎エリカのDG攻略 施行時期変更で条件が変わった今年の傾向は?

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【名古屋・名古屋大賞典2024】山崎エリカのDG攻略 施行時期変更で条件が変わった今年の傾向は?

名古屋競馬場は2年前に“土古”の愛称で親しまれた旧・名古屋競馬場から弥富市に移転。Jpn3・名古屋大賞典はかつて距離1900mで実施されていたが、移転に伴い2000mに変更された。さらに今年から12月末に実施されていた名古屋グランプリと時期が入れ替わり、別定戦からハンデ戦となった。よって2023年までの名古屋グランプリの傾向も視野に入れ、このレースを攻略していきたい。

まず、名古屋グランプリも名古屋大賞典も共通して言えるのは、1番人気馬の活躍がとても目立っている点。名古屋グランプリの過去10年の成績は【4・3・3・0】、名古屋大賞典の過去10年の成績は【6・2・1・1】だ。

特にこの時期は、G1・チャンピオンズカップとJpn1・東京大賞典の狭間に行われるため、そこではやや足りない馬がここを大目標に賞金加算を狙って出走してくることが多く、それらが1番人気に支持されることが大半。

今年からハンデ戦になるが、ハンデを59Kg以上を背負う馬が1番人気に支持されることはよほどの連勝馬でない限りないだろうから、今後も1番人気は信頼できる。

また名古屋大賞典は、過去1年以内に距離2000mのJpn1、もしくはJBCクラシックで3着以内の実績がある馬が有力。それらの過去10年の成績は【1・2・0・0】と連対率100%となっている。1着の該当馬は、2022年のクリンチャー。2着の該当馬は、2014年のソリタリーキングと2018年のミツバである。

さらに同年のジャパンダートダービーやレパードSの連対馬の成績がとても優秀だ。同年のジャパンダートダービー連対馬の過去10年の成績は【2・0・0・0】。1着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ、2018年のサンライズソアだ。

レパードS連対馬の過去10年の成績は【2・1・0・0】。1着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ、2019年のグリム。2着の該当馬は、2015年のアジアエクスプレス。遡れば2013年の優勝馬ホッコータルマエも前記に該当していた。

ただし、前記の該当馬は、すべて前走着差が0.5秒差以内という共通項がある。2012年にジャパンダートダービーとレパードSでともに連対したボレアスが、前走着差3.7秒でここでは4着に敗れていることから、前走着差0.6秒差以内を目安に狙いたい。

その他、半年以内の牡馬混合の古馬G2、Jpn2で3着以内だった馬も、前走でG1、Jpn1以外のダートグレードに出走していることが条件で有力。ただし、前記に該当していた2012年のボレアスや2015年のエーシンモアオバーが3ヵ月の休養明けで出走して4着に敗れていることから、今回が休養明けではない馬を対象としたい。すると過去10年の成績は【3・3・2・0】と複勝率100%となる。

1着の該当馬は、2017年のケイティブレイブ、2020年のロードゴラッソ、2023年のハギノアレグリアス。2着の該当馬は、2014年のソリタリーキング、2020年のアングライフェン、2022年のケイアイパープル。3着の該当馬は、2014年のエーシンモアオバー、2021年のロードブレスだ。遡れば2013年にも前記に該当していたホッコータルマエとエーシンモアオバーがワン、ツーを決めている。

また、今回が3ヵ月以上の休養明けではないことが条件で、前走でG1、Jpn1以外のダートグレードに出走し、4角先頭だった馬も有力。過去10年の成績は【2・2・3・0】と複勝率100%となっている。

1着の該当馬は、2016年のメイショウコロンボ、2021年のクリンチャー。2着の該当馬は、2019年のヒラボクラターシュ、2022年のケイアイパープル。3着の該当馬は、2014年のエーシンモアオバー、2020年のナムラカメタロー、2023年のバーデンヴァイラである。遡れば2013年の優勝馬ホッコータルマエも前記に該当。名古屋2000mはコーナーを6回も回るコースで、前から押し切りやすいのがポイントだ。

最後に穴馬候補を紹介しよう。このレースはあまり荒れない傾向だが、前走で1.0秒以上敗退していた休養明けの中央馬が何度か穴を開けている。過去10年では2024年の2着馬ケイアイパープル(4番人気)が前記に該当。2012年、2013年にもダイシンオレンジが2着、3着しており、それぞれ4番人気、5番人気だった。前走大敗の休養明け馬が出走してくることは稀だが、かなりの確率で好走している。


まとめるとこうなる!

●本命候補
 ・1番人気馬。
 ・過去1年以内に牡馬混合の古馬G1、Jpn1で3着以内の実績がある馬。
 ・同年のジャパンダートダービーか、レパードSで連対していた3歳馬(前走で着差0.5秒差以内が条件)。
 ・前走でG1、Jpn1以外のダートグレードに出走の半年以内に牡馬混合の古馬G2、Jpn2で3着以内の実績がある馬(今回が3ヵ月以上の休養明けではないことが条件)。
 ・前走でG1、Jpn1以外のダートグレードに出走し、4角先頭だった馬(今回が3ヵ月以上の休養明けではないことが条件)。

●穴馬候補
 ・前走で1.0秒以上大敗の休養明けのJRA所属馬。

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