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【浦和・浦和記念2024】血統アナリシス 昨年はキングカメハメハ産駒が1・3着、Mr. Prospectorの血筋が異彩を放つ

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【浦和・浦和記念2024】血統アナリシス 昨年はキングカメハメハ産駒が1・3着、Mr. Prospectorの血筋が異彩を放つ

2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が6頭、Mr. Prospector系が5頭、A.P. Indy系が2頭、Northern Dancer系が2頭。なお、昨年はMr. Prospector系にあたるディクテオン(父キングカメハメハ)が勝利をつかんだ。

血統傾向としては「父または母の父がMr. Prospector系種牡馬」となる馬で好走馬の大半を占めており、該当馬が少なからず1頭以上は連対する結果が続いている。一方、サンデーサイレンス系は好走馬こそ多いものの、2着あるいは3着に勝ちあぐねるケースが目立ち、データ集計期間内の勝利例は2019年ケイティブレイブに限られることを気に留めておきたい。


ディクテオンは、父キングカメハメハ×母メーデイア(母の父キングヘイロー)。父キングカメハメハはKingmambo~Mr. Prospectorと遡る父系。本馬は昨年の勝ち馬なのでレース適性は証明済みといえるが、その昨年は同産駒のテンカハルも3着に好走していた。また、2022年1着クリノドラゴンもKingmamboと相似なジェイドロバリーの血脈を持つため、直近の血統傾向からも勝ち負けを意識しやすい血筋となる。母メーデイアは2013年JBCレディスクラシックを制するなど牝馬ダート戦線の頂点に立った馬であり、本馬もまだ上を目指せるポテンシャルを秘めていて不思議ない逸材だろう。


アウトレンジは、父レガーロ×母クイーンパイレーツ(母の父キングカメハメハ)。父レガーロはBernardini~A.P. Indyと遡る父系で、現役時にはダート1800mで2勝を挙げるほか、2015年全日本2歳優駿で2着の実績を持つ。なお、A.P. Indyの直系からは、2021年1着メイショウカズサ、2021年2着タービランス、データ集計期間外では2017年1着マイネルバサラなどが出た。本馬は母の父に配されたキングカメハメハの血脈を評価しやすいだけでなく、父系でもKingmamboの血を引く意欲的な配合に惹かれるものがある。ハピの半弟にあたる血統背景を考えれば、前走みやこSでの激走もフロック視できない。

■注目馬
⑧ディクテオン、⑦アウトレンジ

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