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【佐賀・JBCクラシック2024】血統アナリシス A.P. Indyの直系が金沢、盛岡、大井と目下3連勝中

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【佐賀・JBCクラシック2024】血統アナリシス A.P. Indyの直系が金沢、盛岡、大井と目下3連勝中

2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、Mr. Prospector系が7頭、サンデーサイレンス系が4頭、A.P. Indy系が4頭。オメガパフュームが2018~21年まで4年連続で2着、チュウワウィザードが2019年1着、2020年3着、2021年3着と3年連続で好走するなど、施行場所を問わないリピート好走が多く、かつてはヴァーミリアンがすべて別場所で3連覇(2007年大井、2008年園田、2009年名古屋)となる偉業を達成している。

一方、2021年金沢ではパイロ産駒のミューチャリー、2022年盛岡ではシニスターミニスター産駒のテーオーケインズ、2023年大井では同じくシニスターミニスター産駒のキングズソードが勝利するなど、直近3年はA.P. Indy系の躍進ぶりが目覚ましいことも気に留めておきたい。


メイショウハリオは、父パイロ×母メイショウオウヒ(母の父マンハッタンカフェ)。今年のメンバーでは唯一となるA.P. Indyの直系で、同産駒からは2021年の勝ち馬ミューチャリーが出ている。また、「A.P. Indyの直系」かつ「母の父がマンハッタンカフェ」となる配合は、2022年1着&2023年3着のテーオーケインズと共通することも覚えておきたいポイントだ。本馬自身、JBCクラシックは2022年が5着、2023年が4着と着順を上げているため、3度目の正直でタイトル奪取となるかにも注目だろう。


ノットゥルノは、父ハーツクライ×母シェイクズセレナーデ(母の父Unbridled's Song)。昨年のJBCクラシックでは、6着に敗れたマイルチャンピオンシップ南部杯から巻き返して2着に好走。勝ったキングズソードが不在とあれば、最先着の実績はリピーター枠としてもぞんざいに扱えないだろう。なお、本馬はコースの回りで成績に差異があり、得意とする右回りではG1やJpn1でも好走歴があるほか、2024年佐賀記念も59kgの別定で快勝している。また、この「父×母の父」の組み合わせを考えると、大味な競馬になったとしてもスピードを削がない立ち回りが理想的だ。

■注目馬
③メイショウハリオ、⑤ノットゥルノ

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