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【北國王冠・レース概要】
金沢競馬場のダート2600m戦で争われる3歳以上の馬による重賞競走。他地区所属馬も出走可能となっている。
1953年創設。当時は「北國王冠賞」という名称だった。現名称となったのは1969年からで、施行距離については数多の変更を経て、1997年に現在の2600mで行われるようになる。同年以降は、2013年(2300m)と2021年(2000m)を除き、同距離で定着している。2017年からは、地方全国交流競走となっている(2021年を除く)。
【北國王冠・検討のポイント】
地元・金沢所属馬にも、他地区からの遠征馬にも抜けた存在の馬がおらず、やや混戦模様で難解な一戦となりそうだが、近走で対戦した相手を考え、ここでは道営からの遠征馬2頭を中心視したい。
【北國王冠・出走馬概要】
ブラックバトラー
メンバー中唯一の3歳馬ということで、斤量面で恵まれている。今年の道営・ホッカイドウ競馬のクラシック1冠目北斗盃を勝利し、北海優駿と王冠賞は2着。2走前の盛岡・不来方賞でも、JRA勢を相手に5着と健闘している。前走の大井・ジャパンダートクラシックでは11着と大敗したが、今回は古馬相手とはいえ、相手関係は楽になる。強敵相手の経験、そして成長力を合わせて考えれば、このメンバーでは最も魅力的な存在となりそうだ。今回は道営所属の落合玄太騎手に手が戻る。
ケイアイパープル
地元・金沢の名手、吉原寛人騎手は、道営から参戦するもう1頭のこの馬に騎乗する。JRA所属時は、2022年の佐賀記念と白山大賞典を制しており、8歳を迎えた今年6月に道営所属になって以降も、赤レンガ記念で3着に入るなど、元気いっぱいな様子を見せている。コース実績と、さらにそのコースを知り尽くした鞍上とのコンビなら、混戦模様の今回は注目度を高めておく必要がありそうだ。
サンビュート
現在は兵庫所属だが、昨年はこの馬も道営・ホッカイドウ競馬で走っていた。兵庫移籍後は順調さを欠いていたが、前走の笠松・オータムカップでの2着という結果を見る限り、ようやく本来のコンディションに戻ったと考えていいだろう。2022年の道営記念優勝馬の地力に警戒したい。今回は、9月に取り止めとなった佐賀・鳥栖大賞でコンビを組むはずだった鴨宮祥行騎手が騎乗する。
上記3頭以外では、前走でひと叩きされた高知のトランセンデンスに注目。地元・金沢勢では、6月の百万石賞で2着に入っているダイヤモンドラインが、馬券圏内進出の可能性を秘める。
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2位 | ディクテオン |
3位 | ライトウォーリア |
4位 | ダイシンピスケス |
5位 | ナニハサテオキ |
6位 | メイショウフンジン |
7位 | サヨノグローリー |
8位 | アイブランコ |
9位 | コパノヴィンセント |
10位 | ハッピーマン |
1位 | C.デムーロ JRA |
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2位 | 森泰斗 船橋 |
3位 | 深澤杏花 笠松 |
4位 | 吉原寛人 金沢 |
5位 | 吉村智洋 兵庫 |
6位 | 笹川翼 大井 |
7位 | 岡部誠 愛知 |
8位 | 望月洵輝 愛知 |
9位 | 落合玄太 浦和 |
10位 | 柿本量平 笠松 |
1位 | 小久保智 浦和 |
---|---|
2位 | 塚田隆男 愛知 |
3位 | 宇野木博徳 浦和 |
4位 | 平山真希 浦和 |
5位 | 野口寛仁 浦和 |
6位 | 井樋一也 金沢 |
7位 | 保利良平 兵庫 |
8位 | 海馬澤司 浦和 |
9位 | 藤ケ崎一人 愛知 |
10位 | 安部幸夫 愛知 |