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2019年以降、産駒が3着以内に好走した種牡馬の大まかな系統は、サンデーサイレンス系が6頭、A.P. Indy系が4頭、Northern Dancer系が3頭、そのほか2頭。
血統傾向としてはクロフネを筆頭に、父または母の父にフレンチデピュティ系種牡馬を配された馬の好走が目立ち、2020年1着マルシュロレーヌ、2021年1着レーヌブランシュ、2022年2着テリオスベルが該当。なお、データ集計期間外ではあるものの、2016年にはクロフネ産駒のホワイトフーガとトーコーヴィーナスで2着同着となるほか、前者は2015年3着、2016年2着、2017年2着とリピーターとしても活躍していた。
ほか、2022年プリティーチャンス、2023年アーテルアストレア、と直近2年はSeattle Slew、ノーザンテースト、サンデーサイレンスを併せ持つ馬が連勝。昨年においてはシニスターミニスター産駒のグランブリッジとライオットガールが2~3着であったことから、勝ち馬を含めてSeattle Slew内包馬で馬券圏内を独占する結果でもあった。
アーテルアストレアは、父リーチザクラウン×母スターズインヘヴン(母の父ワークフォース)。本馬は昨年の勝ち馬なので適性については証明済みといえるが、父リーチザクラウンを介してSeattle Slew、3代母サンデーエイコーンを介してサンデーサイレンスとノーザンテーストの血を引く血統構成にトレンドが感じられる。なお、本馬は2代母の父にダンシングブレーヴ系種牡馬のホワイトマズルを配されているため、20年1着マルシュロレーヌに通ずる配列であることも興味深い。今年は昨年と打って変わって上位人気と目される立場だが、リピーターの活躍が目立つ傾向からもぞんざいには扱えないだろう。
ラブラブパイロは、父パイロ×母ベルモントラヴ(母の父クロフネ)。注目は母の父に配されたクロフネの血脈で、同血脈を父または母の父に持つ馬たちが幅をきかせてきたことからもノーマークにはできない。一方、父パイロもSeattle Slewの直系種牡馬であることを評価しやすく、本馬の「Seattle Slew系×Deputy Minister系」という配合のアウトラインはシニスターミニスターを想起させるものでもある。伯母に01年関東オークスで3着のベルモントオリーブや04年武蔵野Sで3着のベルモントパティがいる血統背景を踏まえると、ダートグレード競走で上位争いできるだけの資質を秘めていても不思議はない。
■注目馬
⑦アーテルアストレア、①ラブラブパイロ
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コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。1位 | ハセノエクスプレス |
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2位 | クリーデンス |
3位 | ハブル |
4位 | カールスバート |
5位 | クリングラー |
6位 | ラブリービュー |
7位 | シチークール |
8位 | ゾディアックレーヴ |
9位 | ゴールドオリス |
10位 | パイロスコープ |
1位 | 米倉知 金沢 |
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2位 | 小杉亮 高知 |
3位 | 渡邊竜也 笠松 |
4位 | 小牧太 兵庫 |
5位 | 澤田龍哉 船橋 |
6位 | 森泰斗 船橋 |
7位 | 本田正重 船橋 |
8位 | 多田羅誠也 高知 |
9位 | 岡部誠 愛知 |
10位 | 山下裕貴 佐賀 |
1位 | 伊藤強一 笠松 |
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2位 | 小久保智 浦和 |
3位 | 田口輝彦 笠松 |
4位 | 笹野博司 笠松 |
5位 | 栗本陽一 笠松 |
6位 | 後藤佑耶 笠松 |
7位 | 塚田隆男 愛知 |
8位 | 柴田高志 笠松 |
9位 | 矢野義幸 船橋 |
10位 | 工藤真司 高知 |