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【大井・レディスプレリュード2024】地方競馬重賞展望 少頭数でアンティキティラの前残りに警戒

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【大井・レディスプレリュード2024】地方競馬重賞展望 少頭数でアンティキティラの前残りに警戒


レディスプレリュード・レース概要】
大井競馬場のダート1800m戦で争われる、3歳以上の牝馬限定戦。JRA所属馬も出走可能なダートグレード競走となっている。格付けはJpn2。優勝馬には、今年佐賀競馬場で行われる、JBCレディスクラシックの優先出走権が付与される。
レースは、2004年に、地方全国交流の準重賞「TCKディスタフ」を格上げする形で創設。JBC競走が大井競馬場で行われる年は、当日のアンダーカードとして実施される競走としてお馴染みだった。2011年、JBC競走にJBCレディスクラシックが新設されたことに伴い、名称を現在の「レディスプレリュード」に変更し、Road to JBC の一戦として位置づけられるようになった。

レディスプレリュード・検討のポイント】
今年は7頭立てという少頭数で行われる。そのうちの5頭がJRA所属馬で、常識的にはこの5頭の比較がまずもって馬券検討の入り口となる一戦だ。しかし、残る2頭の地方所属馬に展開面で大きく有利になる可能性を秘めた馬がいる。波乱があるとすれば、その馬が大駆けした場合ではないだろうか。

レディスプレリュード・出走馬概要】
アンティキティラ
地方競馬で行われる交流戦で、高知所属馬の活躍が目立つ昨今だが、ここでも高知所属のこの馬に注意したい。JRA勢も含めた7頭中、何が何でも逃げたいのはこの馬だけ。前走の名古屋・秋桜賞のように早めに仕掛けられると厳しくなるが、2走前の金沢・読売レディス杯のように、鈴を付けに行く馬がいないと、強敵相手でも押し切ってしまうだけの粘り腰を有している。JRA勢の5頭は道中、お互いに牽制し合うことが予想されるだけに、前走よりもマークが甘くなる可能性はじゅうぶんある。少頭数だからこそ、注意したい1頭だ。今回もこの馬の背中を知り尽くした多田羅誠也騎手が騎乗する。

ライオットガール
JRA勢5頭を比較する際、牝馬限定戦だけに斤量差には注意しておきたいところで、最も斤量に恵まれたと言えるのは、55キロで出走するこの馬ではないだろうか。前走の川崎・スパーキングレディーカップは5着だったが、当時は57キロを背負っていた。この2キロ減は非常に大きいはずだ。3走前に園田・兵庫女王盃を勝利していることからも、右回りの大井にコースが替わるのはプラス材料である可能性も高い。3歳で挑んだ昨年のこのレースは3着だった。成長した姿を見せてくれることに期待したい。前走は松山弘平騎手だったが、今回は岩田望来騎手に手が戻る。

ヴィブラフォン
この馬も55キロで出走できる。前走のスパーキングレディーカップは3着だったが、4コーナーで先頭に立ち、見せ場じゅうぶんのレース内容だった。その前走は休養明けでのレースだったこともあり、叩かれた上積みにも期待したい。引き続き、菅原明良騎手が騎乗する。

ほか、56キロのアーテルアストレアとグランブリッジ、57キロのアイコンテーラーはやはり斤量が気になる。南関東から唯一参戦するラブラブパイロも、55キロなら地元の意地を見せたいところだが、この相手にどこまで……。



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