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【水沢・青藍賞2024】岩手競馬重賞みどころ

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【水沢・青藍賞2024】岩手競馬重賞みどころ

青藍賞(M2)
水沢競馬場・ダート1600m
9月16日(月)17:25発走

青藍賞の創設は1993年。第1回から第7回まで2000mを舞台に行われましたが、第8回(2000年)以降は1600mが舞台。1着馬にはJpnⅠ「第37回マイルチャンピオンシップ南部杯」(10月14日 祝月)の優先出走権が与えられます。昨年はゴールデンヒーラーが圧勝。牝馬では史上初めて青藍賞2連覇の偉業を達成しました。

【注目馬情報】
ヒロシクン セン5歳 佐藤雅彦きゅう舎・水沢
今年5月、中央1勝クラスから転入後、B1級で3連勝を飾り、岩手古馬の最高峰・一條記念みちのく大賞典へ挑戦。メンバーが一気に強化されましたが、鮮やかな逃げ切りを決めて快勝。重賞初挑戦でビッグタイトルを獲得しました。続いてJpnⅢ・マーキュリーカップへ駒を進め、1番人気メイショウフンジンの出鼻を叩いて先手を主張。さすがに相手が強く13着に終わり、直後に夏休み。今回は2ヵ月ぶりの実戦ですが、放牧先でも乗り込まれて帰厩しました。550キロ前後の大型馬で仕上がりがカギですが、好発進を決めたいところでしょう。

グランコージー 牡7歳 千葉幸喜きゅう舎・水沢
今年3月、シーズン再開から快調に飛ばして圧巻の3連勝。赤松杯シアンモア記念を制し、3歳時、ダイヤモンドカップ以来の重賞を獲得。春のマイル王に君臨しました。以降は4着、14着、前走・かきつばた賞5着と精彩を欠いていますが、自分の競馬ができなかったのも敗因。今回は願ってもない1番枠を引き当て、主導権を握るのは確実ですし、水沢1600m4勝とベストの舞台。近走のうっ憤を晴らす絶好のチャンスです。

ウラヤ 牡5歳 畠山信一きゅう舎・水沢
デビュー3戦目からダート路線へシフトして1400m戦で3勝マーク。3勝クラスでは頭打ちのレースを繰り返し、岩手へトレード。あっさり2連勝をマークし、破格の走破タイムをマークしました。今回は初の一線級が相手。真価を問われる一戦となりましたが、スケール一目。一気に主役に躍り出るか注目が集まります。

ゼットセントラル セン8歳 菅原右吉きゅう舎・水沢
今シーズン未勝利でしたが、前々走・東京カップけやき賞で見事な直線一気を決めて快勝。JRA2勝クラスのメンバーを一蹴しました。前走9着はスローに泣いたもので仕方なし。流れが速くなれば前々走の再現まで。

ゲンパチプライド 牡5歳 畠山信一きゅう舎・水沢
中央2勝クラスから転入後、白嶺賞栗駒賞と1400m重賞で連続2着。以降も堅実さを発揮し、JpnⅢ・クラスターカップでも岩手最先着を果たしました。マイル対応もまったく問題がありません。

文:松尾康司

(岩手競馬プレスリリースより)

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