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【園田・園田チャレンジカップ2024】地方競馬重賞展望 主力スマイルサルファーに、牙研ぐ上がり馬勢

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【園田・園田チャレンジカップ2024】地方競馬重賞展望 主力スマイルサルファーに、牙研ぐ上がり馬勢


園田チャレンジカップ・レース概要】
園田競馬場のダート1400m戦で争われる、西日本地区の3歳以上の馬たちによる重賞競走。2003年に「姫路チャレンジカップ」として姫路競馬場で創設。2008年に舞台が園田競馬場に変わると同時に、現名称に変更された。以降、2012年を除いて園田競馬場でレースが行われている。創設時からダート1400mで施行されている。

園田チャレンジカップ・検討のポイント】
重賞実績という点で考えると、昨年の笠松・くろゆり賞を制したスマイルサルファーが一歩リードの勢力図と目される。しかし、連勝中の上がり馬が2頭いて、いずれもその勢いを軽視することは難しい印象がある。その両者の比較がポイントとなりそうだ。

園田チャレンジカップ・出走馬概要】
スマイルサルファー
笠松・くろゆり賞には今年も出走し、3着に入っている。3年前には兵庫ダービーと西日本ダービーを勝っており、ハイクラスでの実績ならここでは断然と捉えていいだろう。今回も大山真吾騎手が手綱を取る。

カレンロマチェンコ
全国各地の地方全国交流競走で存在感を放っている高知所属馬。このレースにも、田中守厩舎が勢いのある馬を送り込んできた。現在5連勝中。元JRAオープン馬で高知移籍後の通算成績は13戦12勝3着1回。前走も園田に遠征しての特別戦で勝利しており、輸送に対する不安は全くない。高知移籍後に初めて迎える重賞競走ではあるものの、いきなりタイトルを獲得する可能性は十分にある。鞍上は赤岡修次騎手。ここは園田にタイトルを獲りに来た場面と考えたほうが良さそうだ。

アドワン
地元・兵庫勢にも連勝中の上がり馬がいる。現在4連勝中で、いずれも今回と同じダート1400m戦を制している。2歳時には園田プリンセスカップを勝利した重賞ウイナーでもあり、勢い、実績共に警戒が必要と言えそうだ。今回も田野豊三騎手とのコンビで挑む。

ナムラタタ
今年からダート1400m戦となった兵庫大賞典で3着に入っている。当時の勝ち馬タイガーインディは今年の黒船賞サマーチャンピオンでいずれも3着に入っており、この兵庫大賞典はハイレベルな戦いだったと考えて間違いない。2走前にも1400m戦で勝利しており、この距離では軽視禁物の1頭となる。

上記4頭以外では、2月の笠松・白銀争覇を勝利した9歳馬バーニングペスカ、6月の園田FCスプリントで2着に入っている7歳馬イモータルスモークに注目したい。昨年の兵庫ゴールドカップを制した高知の8歳馬ダノンジャスティスも侮れない。

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