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【金沢・西日本3歳優駿2024】地方競馬重賞展望 東京ダービー4着馬シンメデージーが金沢参上

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【金沢・西日本3歳優駿2024】地方競馬重賞展望 東京ダービー4着馬シンメデージーが金沢参上


西日本3歳優駿・レース概要】
昨年までは「西日本ダービー」という名称だった。西日本地区(石川、岐阜、愛知、兵庫、高知、佐賀)の地方競馬場において持ち回りで実施する3歳馬による重賞競走。今年は金沢競馬場のダート2000m戦で行われる。
2016年に園田競馬場で創設。金沢での実施は2018年以来、2度目となる。

西日本3歳優駿・検討のポイント】
金沢では、先週行われたイヌワシ賞で高知所属のヒロイックテイル(吉原寛人騎手騎乗)がレコード勝ちを決めているが、今週も高知所属馬×吉原寛人騎手というタッグが注目を集めることになりそうだ。東京ダービー4着のシンメデージーがこの舞台から始動し、秋のビッグタイトル獲得へのスタートを切る。相手探しの一戦となるのは、やむを得ないところだろう。

西日本3歳優駿・出走馬概要】
シンメデージー
デビュー以来、初黒星を喫したのが、前走の東京ダービーだったが、JRA勢を相手に地方所属馬としては最先着だったのだから、大健闘といえる結果だろう。その前走からレース間隔を空けて挑む今回も遠征競馬だが、園田や大井への輸送を経験した今、金沢への輸送が問題になるとは考えにくい。その金沢は、主戦・吉原寛人騎手のホームグラウンドだけに、地方馬同士、しかも西日本地区同士の今回は死角が見当たらない。

ガガヒャクマンゴク
今回、出走頭数こそ12頭と揃ったが、シンメデージーの参戦が原因なのか、「西日本地区各競馬場でデビューし、他場への移籍経験がない」という出走条件が災いしてか(この出走条件では、石川優駿を勝ったナミダノキスもJRAでデビューしているため、出走できない)、他地区勢も、地元・金沢勢も、シンメデージーにとって強力なライバルとなりうる馬が見当たらない。相手候補筆頭はトライアルを勝利した、地元・金沢のこの馬になりそうだ。前走は逃げ切り勝ちだったが、今回も同型不在で、再び展開に恵まれる可能性は高い。今回、初めての重賞挑戦となるが、シンメデージー以外の馬とは大きな力量差はないだろう。

ワラシベチョウジャ
笠松所属だが、前走の兼六園スプリント(3着)に続き、今回も金沢でのレースとなる。コースも、金沢までの輸送も経験済みである点はプラス材料と言えそうだ。昨年10月のネクストスター笠松を勝利した重賞ウイナーでもあり、距離延長を克服できれば、上位に食い込む可能性は十分にありそうだ。

上記3頭以外では、北日本新聞杯2着、石川優駿4着のダブルアタックも、馬券圏内進出のチャンスは訪れていい存在だ。

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