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【高知・土佐秋月賞2024】地方競馬重賞展望 西日本3歳最強馬シンメデージーが凱旋

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【高知・土佐秋月賞2024】地方競馬重賞展望 西日本3歳最強馬シンメデージーが凱旋

土佐秋月賞・レース概要】
高知所属の3歳馬による重賞競走。ダート1600m戦で争われる。2012年に創設された。高知競馬には土佐春花賞、黒潮皐月賞、高知優駿黒潮菊花賞、そして本競走と5つの3歳馬による重賞競走があるが、その最後に行われるレースとなる。

土佐秋月賞・検討のポイント】
3冠馬プリフロオールインは不在だが、他地区に遠征して交流戦で2勝を挙げているシンメデージーが久しぶりに地元・高知で出走する。この馬が人気、実力ともに1枚も2枚も上とみられ、相手探しの一戦となりそうだ。

土佐秋月賞・出走馬概要】
シンメデージー
今年3月に土佐春花賞を勝利して以来となる、地元・高知での一戦を迎える。5月の園田・西日本クラシックと、9月の金沢・西日本3歳優駿を勝利しただけでなく、6月の大井・東京ダービーで4着、10月の大井・ジャパンダートクラシックで5着と、JRA所属の3歳馬相手に互角に渡りあった点は大いに評価されるべきだろう。プリフロオールインとの直接対決が叶わなかったのは残念だが、そのぶんどんな強い勝ちっぷりを見せてくれるのかに注目したい。今回は、デビュー戦と2戦目でコンビを組んでいた妹尾浩一朗騎手に手綱が戻る。

サノノスピード
黒潮皐月賞2着、高知優駿5着、黒潮菊花賞3着という戦績を残すこの馬が、相手筆頭となりそうだ。シンメデージーとは初対決だが、3冠戦線でプリフロオールインに敗れていたことを踏まえると、金星まではどうかというところで、あとはどこまでその差を詰められるか。今回、初コンビとなる宮川実騎手に委ねられる部分も大きそうだ。

アルヒジュル
波乱の可能性があるとすれば、この馬が馬券圏内に食い込むケースではないだろうか。JRAでは8戦して未勝利だったが、9月に高知に移籍後は3戦2勝3着1回。高知の水が合っている可能性は高い.重賞で相手は一気に強くなるが、連勝中の勢いは侮れない。今回も林謙佑騎手とコンビを組む。

マジックセブン
高知優駿3着、黒潮菊花賞2着なら、こちらも複勝圏内突入のチャンスはじゅうぶんにあるう。9月に一度出走取消となった以外、今年は全戦馬券圏内をキープしている堅実派でもある。今回も佐原秀泰騎手が手綱を取る。

上記4頭以外では、一度の取消を挟んで6連勝中のカレンメラメーラに注目したい。この馬も重賞で相手が一気に強くなる場面ではあるが、唯一の敗戦はJRA・京都での新馬戦で、高知移籍後負けなしという点は注目に値する。

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