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【浦和・ルーキーズサマーカップ2024】地方競馬重賞展望 ファイアトーチなど前走若竹特別組が持ち時計でリード

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【浦和・ルーキーズサマーカップ2024】地方競馬重賞展望 ファイアトーチなど前走若竹特別組が持ち時計でリード


ルーキーズサマーカップ・レース概要】
浦和競馬場のダート1400m戦で争われる2歳馬の重賞競走。2022年に準重賞競走として創設され、昨年重賞に格上げされた。今年で重賞競走としては2回目になる。
南関東における重賞格付けはS3。優勝馬には、10月9日に川崎競馬場で行われる鎌倉記念の優先出走権が与えられる。

ルーキーズサマーカップ・検討のポイント】
2戦2勝の馬が3頭いるが、持ち時計比較から前走の若竹特別を勝利したファイアトーチが若干リードしているか。この馬を巡る争いとなると考えたい。

ルーキーズサマーカップ・出走馬概要】
ファイアトーチ
パイロ産駒の牝馬。浦和・小久保智厩舎の管理馬。母のハナノパレードは現役時代、東海地区で活躍し、2015年にスプリングカップ駿蹄賞、名古屋でら馬スプリントと、名古屋で重賞3勝を挙げている。前走の若竹特別でマークした1分28秒7は、今回のメンバーでは抜けており、母親譲りのこの馬のスピードは重賞でも軽視することはできない。

オニアシ
上記のファイアトーチとは、前走でハナ差、タイム差なしの2着だった。地力は互角と考えていいだろう。ホッコータルマエ産駒の牡馬で、浦和・藤原智行厩舎の管理馬。その前走は直線で追い込むも僅かに届かず2着、といった内容のレースだった。展開次第では逆転もあり得ると考えたい。

クマノコ
7月に浦和の800m戦でデビュー勝ちを果たした後に、JRA新潟のダリア賞に出走。結果は8着と振るわなかったが、この時期にJRA挑戦をするのは、将来への期待の表れと言えよう。地元・浦和で見直したい1頭だ。フォーウィールドライブ産駒の牝馬で、浦和・宇野木博憲厩舎の管理馬。

8頭立てだが、あえてファイアトーチ以外は、負けを経験している馬を選んでみた。馬券妙味を含めて考えれば、じゅうぶん上位に取れる2頭ではないだろうか。もちろん、2戦2勝馬ライトスリーヤギリケハヤといった馬たちもチャンス十分で軽視しづらいことは事実。中でもヤギリケハヤは、船橋、川崎と異なる競馬場で連勝しており、メンタルの強さという点では強調すべき1頭だ。デビュー2年目の若手、所蛍騎手の騎乗ぶりに注目したいが、重賞で減量がなくなる点は気に留めておきたいポイント。ライトスリーは、ファイアトーチと同じ浦和・小久保智厩舎の管理馬で、この2頭出しの思惑も気になるところだ。

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