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【盛岡・OROターフスプリント2024】地方競馬重賞展望 グットフォーチュン中心も、田中淳司厩舎の2頭出しにも注目

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【盛岡・OROターフスプリント2024】地方競馬重賞展望 グットフォーチュン中心も、田中淳司厩舎の2頭出しにも注目


OROターフスプリント・レース概要】
レース名は「ターフスプリント」だが、盛岡競馬場の芝コースがコンディション不良のため、ダート変更して行われる。昨年も同様の理由からダートで実施されており、2年続けてダートの重賞競走となった。距離は1000m。
本来は芝1000m戦。2011年に特別競走だった「きんもくせい賞」を重賞に格上げさせる形で創設された。3歳以上のレースで2014年から地方全国交流レースとなり、他地区の所属馬も出走可能となった。岩手競馬における重賞格付けはM2。

OROターフスプリント・検討のポイント】
川崎から3頭、大井から1頭、北海道から2頭、地元岩手勢は8頭の計14頭が出走するが、前走で馬券圏内に入った馬が2頭しかおらず、好調と呼べる馬は少ない印象。それだけに、連勝中のグットフォーチュンが目立つ。ほか、北海道・田中淳司厩舎の2頭出しにも注目したい。

OROターフスプリント・出走馬概要】
グットフォーチュン
同じダート1000m戦の特別競走を勝利して、この舞台に駒を進めている。その前走は2着以下に9馬身差(1秒4差)をつけており、距離を考えるとこの内容は高く評価されるべきだろう。前述の通り、唯一の連勝馬。6月の早池峰スーパースプリント(9着)以来となる2度目の重賞挑戦で、タイトル獲得を目指す。鞍上は連勝した近2走と同様に、山本政聡騎手が務める。

ラビュリントス
北海道の田中淳司厩舎管理馬だが、2022年に知床賞(ダート1400m)、ジュニアグランプリ(芝1600m)と盛岡で重賞連勝を挙げている。また川崎所属だった昨年7月にはオパールカップ(芝1700m)を勝利し、盛岡で重賞3勝を挙げる。芝・ダートを問わず、盛岡を得意としているのは特徴的だ。近2走はJRAの函館、札幌に遠征し、芝1200m戦のオープンクラスに出走。着順は14着、9着だったが、前走は勝ち馬から0秒5しか離されておらず、得意とする盛岡での出走となる今回は少々気になる存在となりそうだ。オパールカップ優勝時の鞍上、本田正重騎手が船橋から駆けつけて騎乗する。

イッツクール
この馬も北海道・田中淳司厩舎の管理馬。元JRAオープン馬で2走前に門別のダート1000m戦グランシャリオ門別スプリントで3着に入っており、8歳という年齢は考えないほうが良さそうだ。地元・岩手の山本聡哉騎手に手綱を託した点にも注目したい。

上記3頭以外では、早池峰スーパースプリントを勝ったダイセンメイトや、岩鷲賞3着のスターオブケリーといった、地元岩手勢に注目したい。

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