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【盛岡・絆カップ2024】地方競馬重賞展望 休養明けゴールデンヒーラーが5連勝を目論む

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【盛岡・絆カップ2024】地方競馬重賞展望 休養明けゴールデンヒーラーが5連勝を目論む

絆カップ・レース概要】
東日本大震災があった2011年に創設。同年10月10日に行われた第1回のレースは、震災の影響によりマイルチャンピオンシップ南部杯を東京競馬場での実施に振り替えた際に、当日の盛岡競馬場におけるメインレースとして組まれた。この年は1400m戦で行われ、以降は1600m、2000mなどへ距離変更が繰り返されてきたが、2021年からは現在の1200m戦となっている。
3歳以上の岩手所属馬限定の重賞競走。岩手競馬における重賞格付けはM2。

絆カップ・検討のポイント】
4連勝中のゴールデンヒーラーが実力的にも一枚上と考えていいかもしれない。ただし、レース間隔が空いている点だけは注意しておく必要があるだろう。

絆カップ・出走馬概要】
ゴールデンヒーラー
現在4連勝中。そのなかには、3月の白嶺賞(水沢)、4月の栗駒賞(水沢)、7月の岩鷲賞(盛岡)と重賞タイトルも3つ含まれている。デビューから挙げた重賞勝利数も11で、メンバー中でも実績は断トツだ。前述のとおり、注意しなければならないのは、前走の岩鷲賞からレース間隔が4ヶ月空いている点。当日の馬体重やパドックでの様子はよくチェックしておきたい。主戦の山本聡哉騎手が今回も手綱を取る。

グットフォーチュン
鞍上は山本聡哉騎手の兄・山本政聡騎手が今回も務める。ここは、この山本兄弟対決という側面も注目ポイントとなる。実績ではゴールデンヒーラーに見劣るこの馬だが、ダート1000m戦に変更となった8月のOROターフスプリントで2着に入り、その後も9月、10月と一戦ずつを経験するなど、順調さではゴールデンヒーラーを上回る。最内枠を引いた今回は、OROターフスプリントと同様に、逃げの手に出た場合、そのまま押し切ってしまう可能性も考慮に入れておいたほうが得策だろう。初の重賞タイトル獲得の場面もおおいにあり得る。

ルチルクォーツ
前走で今回と同じ盛岡・ダート1200mを勝利しているが、馬群の後方から追い込む競馬で掴んだ勝利である点は強調しておきたい。前走が示すとおり、決め手は一級品で、その決め手を最大限活かすことができれば、この馬にも大きなチャンスが巡ってくる可能性はありそう。今回は陶文峰騎手に手綱が戻る。

ブローヴェイス
道営・ホッカイドウ競馬からの転入馬だが、8月まで岩手で走っていた馬で盛岡でも何度も走っている。以前は、マイル戦を中心にもう少し長い距離を走っていたが、門別では6ハロン戦で2戦して「1-1-0-0」。門別で新たな一面を見せており、以前のこの馬からはイメージを一新して評価したい場面だ。

上記4頭以外では、ヴィーナススプリント2着馬ジュランビルの馬券圏内食い込みに警戒したい。

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