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【園田・摂津盃2024】地方競馬重賞展望 トップハンデ58キロでもキリンジの優位は動かない?!

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【園田・摂津盃2024】地方競馬重賞展望 トップハンデ58キロでもキリンジの優位は動かない?!


摂津盃・レース概要】
1969年創設という、古い歴史を持つ重賞競走。当時はアングロアラブによるダート1800m戦だった。馬場改修に伴い、1999年からは1870m戦に変更、2003年からは現在の1700m戦へとさらに変更されている。この年からサラブレッドも出走可能となり、2005年からはサラブレッド単独でのレースとなっている。ハンデキャップ競走として実施されている。

摂津盃・検討のポイント】
元JRAオープン馬キリンジは、移籍後の初戦となった前走を勝利。叩き2戦目となる今回は上積みも見込め、トップハンデ58キロでも中心視妥当なところだろう。相手探しの一戦と考えたほうがよさそうだ。

摂津盃・出走馬概要】
キリンジ
移籍後の初戦となった前走のアタマ差での勝利を、意外に思ったファンもいたかもしれないが、2か月以上の間隔と馬体重10キロ増を考えると、余裕残しの仕上げで出走させた結果と判断したほうが良さそうだ。JRA所属馬として最後に出走した5月の名古屋グランプリで3着という成績を考えると、JRAで頭打ちして兵庫に移籍した、とは考えないほうがいいだろう。昨年の兵庫CS、そしてJDDいずれも2着に入っている4歳馬であり、トップハンデ58キロでも軽視しないほうが賢明だろう。

メイショウハクサン
その前走でキリンジをアタマ差まで追い詰めた馬。当時の斤量差は1キロだったが、今回は2.5キロ差に広がる。ただし、前走後の上積みはキリンジのほうが大きいと思われ、斤量利が大きくなる点と天秤にかけて検討する必要がある。

ツムタイザン
この馬も前走は上記2頭と同じレースに出走していた。結果はキリンジから0秒1差(アタマ差+3/4馬身差)の3着。当時はキリンジより斤量が1キロ重かったが、今回は逆に0.5キロ軽くなる点は見逃せない。昨年の勝ち馬であり、今年も3走前の笠松・マーチカップを勝利するなど重賞4勝馬。元JRAオープン馬が相手といえど、簡単にタイトルを譲り渡すわけにはいかないだろう。

上記3頭以外では、昨年まで道営・ホッカイドウ競馬で走っていたサンビュートが不気味な存在となりそうだ。2022年の道営記念優勝馬で、昨年も瑞穂賞を制している。昨年の道営記念(4着)後に兵庫に移籍し、年末の特別戦で2着に入ったが、その後は休養が続いていた。レース間隔が空いているため仕上がりが鍵となるが、金沢から吉原寛人騎手が駆け付けて騎乗する点にも注目したい。



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