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【笠松・くろゆり賞2024】地方競馬重賞展望 1年半ぶりの重賞制覇へ、道営のニシケンボブが参戦

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【笠松・くろゆり賞2024】地方競馬重賞展望 1年半ぶりの重賞制覇へ、道営のニシケンボブが参戦


くろゆり賞・レース概要】
笠松競馬場のダート1600mを舞台に、3歳以上の馬たちによって争われる重賞競走。地方全国交流競走で、他地区からの遠征馬も出走可能。
創設された1972年当時から、8月のお盆開催に合わせて実施されてきた。1800m戦で施行されていた時期(74~78年)もあるが、1979年以降は現在の1600m戦で争われている。東海地区(名古屋・笠松)における重賞格付けはSP1。

くろゆり賞・検討のポイント】
他地区から遠征組のニシケンボブスマイルサルファーヒメツルイチモンジの3頭は、いずれも気になる存在ではないだろうか。このうち2頭は笠松でも実績があり、今回も侮れない。

くろゆり賞・出走馬概要】
ニシケンボブ
道営・ホッカイドウ競馬所属。地元・門別では昨年11月から5連勝中。昨年は、北斗盃北海優駿王冠賞の3歳クラシック3冠戦線でいずれも2着に入っている上、兵庫所属だった昨年2月には今回と同じ、笠松・ダート1600m戦のゴールドジュニアで勝ち星を挙げている。猛暑が続く本州でのレースだけに、門別から笠松への輸送は楽ではないが、地元・門別でも重賞が組まれているのに石川倭騎手が笠松に乗り込むのであれば、流石に軽視はできない。素直に中心視すべきではないだろうか。

スマイルサルファー
兵庫所属で、昨年の勝ち馬。今回も当時と同様、大山真吾騎手が手綱を取る。昨年の優勝後、長期休養に入り、今年6月に復帰。2戦して勝ち星はないが、叩き3戦目となる今回はそろそろ走り頃ではないだろうか。2021年の兵庫ダービーと西日本ダービーの覇者でもあり、その地力は評価しなければならない。

ヒメツルイチモンジ
この馬も兵庫所属馬。同じ遠征馬でも、上記2頭に実績では見劣るが、昨年9月の名古屋・秋の鞍で3着、今年1月の高知・黒潮スプリンターズカップで3着にそれぞれ入るなど、遠征競馬で馬券圏内に入っている点は見逃せない。デビュー時から手綱を取る下原理騎手が今回も騎乗する。

ペップセ
上記3頭を迎え撃つ地元・東海勢では、前走の撫子争覇を勝ったこの馬に期待したい。レース間隔は詰まっているが、この時期だけに勢い重視で狙ってみたいところも。前走同様、大畑雅章騎手とのコンビで挑む。

上記4頭以外では、笠松で除外を挟みつつも4連勝中のスタンレーに期待したい。昨年の中京ペガスターカップを制した実力馬がこの夏場に調子を上げてきており、警戒が必要ではないだろうか。今回も藤原幹生騎手とコンビを組む。



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