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【大井・黒潮盃2024】地方競馬重賞展望 6戦6勝のダテノショウグンが本領発揮へ

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【大井・黒潮盃2024】地方競馬重賞展望 6戦6勝のダテノショウグンが本領発揮へ


黒潮盃・レース概要】
大井競馬場のダート1800m戦で争われる、3歳馬限定の重賞競走。地方全国交流競走となっており、南関東以外の地区に所属する3歳馬も出走可能となっている。
1967年創設。当時は4月に実施され、羽田盃の前哨戦となっていたが、1999年からは夏場のレースとなった。2003年は東日本地区交流、そして翌2004年からは地方全国交流となり、全国各地の地方競馬における春の3歳クラシック戦線で活躍した馬たちが集結するレースとなった。
昨年まで南関東における重賞格付けはS2だったが、今年からはS3に降格となっている。1・2着馬には、10月2日(水)に行われるジャパンダートクラシックへの優先出走権が付与される。

黒潮盃・検討のポイント】
地元・大井で6戦6勝の「遅れてきた大物」ダテノショウグンに注目が集まりそう。春の3歳クラシック戦線を休んでいた馬だけに、春に使われていた組との比較が大きなポイントとなりそうだ。

黒潮盃・出走馬概要】
ダテノショウグン
昨年のハイセイコー記念を無傷の5連勝で勝利。当時は2着以下に8馬身差(1秒7差)をつけての圧勝だったが、その後に長期休養を余儀なくされた。落胆した南関東ファンも多かったに違いない。復帰戦となった前走(特別戦)では、2着以下に5馬身差(1秒1差)をつけて圧勝し、改めて実力を見せつける形となった。
前走では馬体重が11キロ増えていたが、これは成長分と考えて良く、理想的な形でこのレースを迎えていると言えるだろう。春シーズンに活躍した馬たちとの実力比較がポイントになりそうだ。前走に引き続き、御神本訓史騎手が手綱を取る。

マコトロクサノホコ
東京湾カップの覇者。前走の東京ダービーは9着だったが、JRA所属馬が相手だったことを考えると、参考外と判断していいだろう。秋への飛躍、巻き返しを図る一戦となりそうだが、ダテノショウグンの存在はやはり気になるところではないだろうか。道営出身馬で、右回りコースでの勝ち星もあり、2度目となる大井のコースも問題はない。今回は本田正重騎手に手綱が戻る。

シシュフォス
4月にクラウンカップを勝利し、続く東京湾カップは2着だった。東京ダービーは6着に敗れたが、これはマコトロクサノホコと同様、ノーカウントと考えて良い。道営3勝馬の地力を再評価した上で、ダテノショウグンとの比較をしたいところだろう。今回も森泰斗騎手が騎乗する。

上記3頭以外では、2走前の東京ダービーチャレンジを勝利しているイモノソーダワリデや、前走のJRA交流を勝利したミライヘノシンゲキあたりが馬券圏内ではないだろうか。

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