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【川崎・スパーキングサマーカップ2024】地方競馬重賞展望 "昨年の友は今日の敵" スマイルウィに、かつての相棒が跨る難敵現る?!

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【川崎・スパーキングサマーカップ2024】地方競馬重賞展望 "昨年の友は今日の敵" スマイルウィに、かつての相棒が跨る難敵現る?!


スパーキングサマーカップ・レース概要】
川崎競馬場のダート1600mで争われる重賞競走。2004年創設で、2007年からは地方競馬全国交流競走となり、南関東以外の地区に所属する馬も出走可能。南関東における重賞格付けは、今年からS2に昇格となる。
上位2頭には、9月18日(水)に行われるテレ玉杯オーバルスプリント(Jpn3)と、9月25日(水)に行われる日本テレビ盃(Jpn2)の優先出走権が付与される。

スパーキングサマーカップ・検討のポイント】
前年の覇者スマイルウィは、JRA所属馬相手のダートグレード競走でも馬券圏内に入っており、ここでは中心的存在となる。ただ、当時の鞍上だった吉原寛人騎手(金沢)が、今回はトライアルを勝ったフォーヴィスムに騎乗予定で、昨年とは多少状況が異なる。馬券検討上も、鞍上も含めた上げ下げを考慮する必要が生じるところだが、同時に興味深い対決にもなった。

スパーキングサマーカップ・出走馬概要】
スマイルウィ
前述のような情勢から、今年は矢野貴之騎手(大井)とのコンビで参戦する。主戦騎手に手が戻っている形なので、鞍上に問題があるわけではない。ただし、今回は2月のかきつばた記念(名古屋、3着)以来でもある。休養明けの一戦で、目標が先のレースにあることは明らかなだけに、仕上がりの面から連覇濃厚とは言い切れない。

フォーヴィスム
上記スマイルウィが58キロ、対する本馬は57キロと、1キロの斤量差がある。この斤量利と全国の地方競馬で数多くの重賞タイトルを獲得している吉原寛人騎手とのタッグである点、さらにトライアルを勝利している順調度から考えると、スマイルウィにとって非常に不気味な存在となりそうだ。陣営としては、先々のレースよりまずは目の前のタイトルが欲しいはず。その意味においても今回はこの馬の意気込みを買う、という手もありそうだ。

アドマイヤルプス
元JRAオープン馬。昨年のフェブラリーSで5着に入った実績もある。今年5月の東京・欅Sを最後に南関東・大井へ移籍。今回が移籍後の初戦となる。2022年6月のアハルテケSなど、JRA所属時は左回りコースの東京で3勝を挙げており、初めてとなる川崎の馬場にも適応する素養は十分にある。本田正重騎手とのコンビでいきなりの大仕事なるか!?

スピーディキック
近3走はJRAへの遠征やダートグレード競走など、JRA所属馬が相手だった。地方所属馬同士の対戦は、昨年末の東京シンデレラマイル以来となるだけに、相手関係が楽になった今回は軽視できない。今回も御神本訓史騎手が手綱を取る。

上記4頭以外では、昨年2着のリンゾウチャネルや、2021年の東京ダービーアランバローズに注目したい。

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