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【盛岡・やまびこ賞2024】地方競馬重賞展望 5連勝を目指してラティサワーが登場

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【盛岡・やまびこ賞2024】地方競馬重賞展望 5連勝を目指してラティサワーが登場


やまびこ賞・レース概要】
盛岡競馬場のダート1800m戦で争われる、岩手競馬所属の3歳馬による重賞競走。盛岡競馬場が現在とは別の場所にあった1982年に、ダート1750m戦の特別競走として創設された。以降、距離や開催競馬場の変更を繰り返していたが、2007年からは実施されなくなっていた。
2013年に重賞競走(5月施行)として復活。ダイヤモンドカップのトライアルレースという位置付けで行われていたが、2020年からは7月の実施に変更となった。岩手競馬における重賞格付けはM2。

やまびこ賞・検討のポイント】
岩手における現3歳世代のナンバーワンと言えばフジユージーンだが、出走馬にその名はない。ならば、東北優駿フジユージーンに敗れたサクラトップキッドセイバイラックが気になるところ。そしてここに、道営・ホッカイドウ競馬でデビューし、門別でのレースを含めて4連勝中のラティサワーが不気味な存在として加わる。フジユージーンに続く、世代2番手の座をめぐる戦いとなりそうだ。

やまびこ賞・出走馬概要】
ラティサワー
ジョーカプチーノ産駒の牡馬。2020年のTCK女王盃(大井)3着、マーチS3着、マリーンC(船橋)2着、ブリーダーズGC(門別)2着、2021年の東海S3などの実績を持つメモリーコウの半弟にあたる。
10月に門別で初勝利を挙げた後、今シーズンからは岩手所属となり、移籍後も3連勝。門別、水沢、盛岡という、それぞれタイプが異なる競馬場で挙げた4連勝だけに、ポテンシャルの高さがうかがえる。ただ、今回は初めての重賞出走で相手が強化されることは事実。そのあたりが馬券的扱いのポイントとなりそうだ。

サクラトップキッド
東北優駿で2着に入ったが、勝ち馬フジユージーンからは2秒1差を付けられた。その差を詰めていくことが目下の課題といったところだろうが、今後を占う上で、別路線から浮上したラティサワーとの対戦は大きな意味を持つことになるかもしれない。
前述した東北優駿2着の他、昨年末の金杯3着、今年4月のスプリングカップ2着など、重賞での好走実績こそあるものの、まだタイトルを獲得していない馬でもあり、今回は重賞ウイナーの仲間入りを果たせるかにも注目したい一戦だ。

シンプロレタリアト
道営から岩手に移籍して挑んだ前走、芝コースの重賞・サファイア賞は2着。この結果を地力の高さと見るか、JRAデビュー馬で東京芝2000mの新馬戦で5着という実績から芝コースの適性が高いととらえるか評価は分かれそうだ。門別のダートコースで初勝利を挙げている点も踏まえ、判断したいところ。

上記3頭以外では、東北優駿3着馬セイバイラック、道営から移籍してきたコモリリーガル、金沢から移籍してきたカレンアイバーソンに注目したい。

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