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【水沢・東北優駿2024】地方競馬重賞展望 岩手所属馬同士なら敵ナシ! フジユージーン

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【水沢・東北優駿2024】地方競馬重賞展望 岩手所属馬同士なら敵ナシ! フジユージーン


【東北優駿・レース概要】
1978年に岩手競馬(盛岡・水沢)、上山競馬、新潟県競馬(新潟・三条)の3つの地区による交流競走として創設。この3地区の間で、毎年持ち回りでレースが実施されていた。2002年に新潟県競馬が、2003年に上山競馬がそれぞれ廃止されたことにより、本競走も2003年に一度は打ち切りとなっている。
その後、2019年に水沢競馬場で復活。翌2020年は盛岡競馬場で行われたが、2021年以降は水沢競馬場での実施が続いている。この競走が岩手競馬におけるダービーに相当する。3歳馬限定で、水沢競馬場の2000m戦を舞台に争われる。岩手競馬における重賞格付けはM1。

【東北優駿・検討のポイント】
デビューから無傷の7戦7勝。岩手所属馬同士なら勝負付けが済んでいる馬も多く、フジユージーンの死角は見当たらない。ここは相手探しの一戦だろう。

【東北優駿・出走馬概要】
フジユージーン
前走のダイヤモンドカップ優勝後、東京ダービーへの参戦プランも浮上し話題となったが、結果的にはまずは岩手のダービー馬という称号を手にすることを選択した。いずれはJRAや他地区所属馬と対戦することになっていくと思われるが、その前に岩手所属馬同士での負けは許されない。今回も村上忍騎手が手綱を取る。

レッドオパール
昨年12月の寒菊賞、そして前走のイーハトーブマイルと重賞2勝を挙げている。牝馬ということもあり、フジユージーンとはこれが初対決となる。この馬の金星というのが、波乱のパターンか。穴党ファンはその僅かな可能性に賭けるのも、面白いかもしれない。今回も山本聡哉騎手とのコンビで挑む。

コンバットスプーン
近2走のイーハトーブマイル(2着)、ウイナーカップ(2着)はハナに立って逃げ粘ってのもの。今回も逃げの手に出る可能性がある。フジユージーンと村上忍騎手は道中、この馬をマークしながらレースを進めると思われ、仕掛けるタイミング次第ではビッグチャンスに恵まれる可能性も僅かながらある。今回はイーハトーブマイルでコンビを組んでいた岩本怜騎手に手綱が戻る。

基本的には上記3頭で決着する可能性が高いだろうが、イーハトーブマイル3着、ウイナーカップ3着のバウンスライトも、3連単の3着候補としては押さえておきたい。同じ話は、昨年末の金杯で3着、今年4月のスプリングカップで2着に入った実績を持つサクラトップキッドにも当てはまる。人気を考えると3連単で馬券を組み立てるしかないレースだけに、2頭には無欲の競馬での上位食い込みに期待したい。

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