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【川崎・川崎スパーキングスプリント2024】地方競馬重賞展望 プライルードが重賞実績で一歩リードも混戦模様

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【川崎・川崎スパーキングスプリント2024】地方競馬重賞展望 プライルードが重賞実績で一歩リードも混戦模様


川崎スパーキングスプリント・レース概要】
昨年まで行われていた地方競馬スーパースプリントシリーズのファイナル・習志野きらっとスプリント(船橋)における、南関東地区代表を決めるトライアルレースとして2011年に創設。当時は特別競走だったが、2021年に重賞に格上げとなった。
川崎競馬場のワンターン、900m戦で、4歳以上のオープンクラスの馬によって争われる。南関東における重賞格付けはS3。南関東で1000m未満の距離で行われる重賞競走はこのレースだけとなっている。1~2着馬には、習志野きらっとスプリントの優先出走権が付与される。

川崎スパーキングスプリント・検討のポイント】
重賞実績からはプライルードが最も格上だが、今回は900m戦。当舞台が有する独特の不安感もあり、絶対的な存在とは言い難く、混戦模様と考えたほうが良さそうだ。伏兵の台頭も十分にあり得る。

川崎スパーキングスプリント・出走馬概要】
プライルード
2022年に優駿スプリントアフター5スター賞を勝利している。その前年には園田の兵庫ジュニアグランプリで3着、川崎の全日本2歳優駿で3着にそれぞれ入った実績を持つ。
しかし、1年以上重賞勝ちがない。4走前に船橋の1000m戦、2走前に同じく船橋の1200mをそれぞれ制しており、調子落ちは見られないが、3走前の船橋記念2着が示す通り、やや勝ち切れない印象もあり、絶対視すべきではない。今回、初めて1000m未満の距離のレースに挑むが、この試みが成功するか失敗に終わるのか、今後を占う意味でも興味深い参戦となる。主戦の本田正重騎手が今回も騎乗する。

サンダーゼウス
直近において川崎900m戦で実績を残している馬、という視点で考えると、まず目がいくのが前走のトライアルレースを勝利したこの馬。道営・ホッカイドウ競馬でデビューして以来、これまで12勝を挙げているが、その内の10勝を川崎900m戦で挙げているコース巧者。この10勝は全て森泰斗騎手とのコンビで挙げており、今回も同騎手が手綱を取る。

アルバミノル
そのトライアルで2着だったのがこの馬。元中央3勝馬で昨年の秋に南関東・川崎へ移籍している。移籍後、勝ち星に恵まれていないが、川崎900m戦では常に掲示板に載っており、チャンスがあるとすれば、この舞台ではないだろうか。前走同様、古岡勇樹騎手が騎乗する。

上記3頭以外では、前走の船橋1000m戦を勝利したマッドシェリーもチャンスがありそうだ。昨年は、盛岡に遠征しOROターフスプリントを勝利している。神尾香澄騎手がこの馬とのコンビで重賞2勝目を挙げることができるか、注目したい。

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