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【笠松・クイーンカップ2024】地方競馬重賞展望 実績馬対上がり馬の一戦、軍配はどちらに?

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【笠松・クイーンカップ2024】地方競馬重賞展望 実績馬対上がり馬の一戦、軍配はどちらに?


【レース概要】
笠松競馬場のダート1600m戦で争われる、3歳牝馬による重賞競走。1978年に創設された当時は「クイーン特別」という名称だった。当時は3月に行われていたが、1982年からは5~6月施行に変わり、1992年には名称が「サラ・クイーン特別」へと変更された。
現名称となったのは2009年。北陸・東海・近畿・中国地区交流競走として、他地区所属馬が出走可能だった時期もあるが、昨年からは東海地区(名古屋・笠松)限定の競走となっている。

【検討のポイント】
実績からは、前走・新緑賞組のワラシベチョウジャキスリングに注目すべきだが、上がり馬的存在も見られることから、まず予想の入り口としてそれらの実力比較が肝心だろう。

【出走馬概要】
ワラシベチョウジャ
新緑賞2着馬。同レース勝ち馬のミトノウォリアー東海優駿でも4着に入っており、レースレベルを考えると当時出走していた馬たちは牝馬限定戦のここでは軽くは扱えない。笠松のマイル戦は、昨年末のジュニアキング以来だが、当時は5着だった。今年3月に行われた名古屋の1500m戦・ネクストスター中日本でも8着に敗れており、距離延長が課題となる可能性はある。前走同様、渡辺竜也騎手が騎乗する。

キスリング
前走の新緑賞は3着だった。道営デビュー馬で、門別では認定勝ちもある。この馬も今年3月に笠松のマイル戦で7着に敗れており、距離のカベに阻まれるリスクを抱える。今回も今井貴大騎手とのコンビで挑む。

リュクスブリランテ
JRAでは6戦して未勝利だったが、笠松に移籍後は3連勝。今回は相手関係が大幅に強化されるが、少し早い「夏の上がり馬」とみて期待する手はありそうだ。この馬も距離延長での一戦となるが、ディープブリランテ産駒でもあり、克服する地力を備えていて不思議ない。今回は塚本征吾騎手と初めてのコンビを組む。

コールミーメイビー
名古屋の東海クイーンカップ3着馬。前走は地元・名古屋の1700m戦で2着以下に5馬身差をつけて快勝した。今回は初となる笠松でのレースが課題だが、4度のJRA挑戦経験と距離短縮ローテで迎える点から軽視できない1頭と言えそうだ。今回も岡部誠騎手が手綱を取る。

上記4頭以外では、新緑賞4着のネッサローズ、JRA未勝利クラスから名古屋に移籍後は4戦3勝2着1回のカルテメトレスにもチャンスがあると目される。4走前に笠松のマイル戦で2着があるキテヤイヨジは、前走が負け過ぎの印象もあるが見直しが必要となりそうだ。

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