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【名古屋・東海優駿2024】地方競馬重賞展望 今年も牝馬の出番? ニジイロハーピーを中心視

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【名古屋・東海優駿2024】地方競馬重賞展望 今年も牝馬の出番? ニジイロハーピーを中心視


東海優駿・レース概要】
創設は1971年。当時から「東海優駿」という名称だったがその後、1980年に「東海ダービー」という名称に変更された。さらに「名古屋優駿」となったり、「東海ダービー」に戻ったりと、レース名変更を繰り返していたが、今年から創設当初の「東海優駿」にレース名が変更された。
創設時は旧名古屋競馬場の1800m戦だったが、中京競馬場の芝コースで行われたことも過去4度ある。1974年以降、旧名古屋競馬場実施時は1900m戦で行われていたが、名古屋競馬場が弥富に移転した2022年に2000m戦へと変更、さらに昨年は2100m戦での施行となっている。今年も東海地区(名古屋、笠松)所属の3歳馬が、2100m戦を舞台に世代の頂点を目指す。東海地区における重賞格付けはSP1。

東海優駿・検討のポイント】
エムエスクイーン(2019年)、ニュータウンガール(2020年)、セブンカラーズ(2023年)と、近5年で牝馬3頭がダービー馬となっている。今年も、他地区でも結果を残している牝馬ニジイロハーピーに注目が集まりそうだが、連勝中の牡馬もおり、その比較がポイントとなりそうだ。

東海優駿・出走馬概要】
ニジイロハーピー
2走前に地元の東海クイーンカップを制した後、前走は園田に遠征してのじぎく賞を制覇。遠征競馬での重賞連勝は価値がある。4走前には姫路の兵庫クイーンセレクションでも勝利している。
ただし、3走前に牡馬相手のネクストスター中日本で6着と敗れており、今回も牡馬との対戦となる点が課題となりそうだ。継続騎乗の大畑雅章騎手が、こうした点を踏まえてどんな騎乗を見せるか、注目したい。

フークピグマリオン
そのネクストスター中日本を制したのが、セン馬のこの馬。その後、駿蹄賞も制しており、ニジイロハーピーと同様、重賞連勝の形で駒を進めてきた。道営デビュー馬で、名古屋移籍後の昨年11月にはゴールドウィング賞も勝利しており、東海地区でダービー馬となるための王道を歩んでいる馬と言っても過言ではない。今回も今井貴大騎手とコンビを組む。

チェイスザウィンド
女性騎手としては初めて黄綬褒章を受章した宮下瞳騎手に、ダービージョッキーの称号が加わる可能性が浮上した。手綱を取るこの馬も現在3連勝中。この3連勝がいずれも笠松での勝ち星である点、1400mから2100mへの距離延長となる点など、課題は多い。それでも、ハナに立つことが可能な顔ぶれである点は大きな魅力で、宮下瞳騎手の手腕でレースの主導権を奪っての逃走劇にも期待がかかる。

上記3頭以外では、2月のゴールドジュニア、4月の前走・新緑賞と、笠松の重賞2勝を挙げているミトノウォリアーも侮れない。昨年の園田・兵庫ジュニアグランプリでJRA勢を相手に5着に入った実績もある。

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