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【金沢・お松の方賞2024】地方競馬重賞展望 実績上位エムティアンジェVS連勝中2騎の構図

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【金沢・お松の方賞2024】地方競馬重賞展望 実績上位エムティアンジェVS連勝中2騎の構図


お松の方賞・レース概要】
金沢と東海地区(愛知・岐阜)に所属する牝馬による交流重賞。金沢競馬場のダート1500m戦で争われる。2020年に創設された。第1回は1900m戦だったが、第2回以降は1500m戦となっている。創設時は秋に実施されていたが、昨年からは実施時期が5月に変更となった。

お松の方賞・検討のポイント】
これまでの重賞実績を考えると、エムティアンジェが一歩リードしている感があるが、地元・金沢で5連勝中のウインコマチと、笠松で3連勝中のエイシンレアが勢いという点で非常に不気味に映る。これら3頭の比較がまずは先決という一戦になりそうだ。

お松の方賞・出走馬概要】
エムティアンジェ
2021年に金沢プリンセスカップ、ラブミーチャン記念(笠松)、金沢ヤングチャンピオンライデンリーダー記念(笠松)を制して重賞4勝。最近でも2走前の金沢スプリントカップで2着に入るなど、メンバー中でも抜群の重賞実績を誇り、今回の馬券検討において軽視してはならない存在だ。
ただし、獲得したタイトルは全て2歳時のもので、3歳以降は勝ち切れないレースが続く。昨年のこのレースも6着に敗れ、やや伸び悩んでいる感も否めず、軽くは扱えないもののかといって絶対視も危険とせざるをえないか。今回は吉田晃浩騎手と初めてのコンビを組む。

ウインコマチ
JRAでは未勝利だったが、金沢に移籍後の3戦目から5連勝。今回が重賞初挑戦で、相手のレベルが大幅に上がるが、「牝馬は格より調子」だけに、この勢いは侮れない。JRA所属時も未勝利戦で3着が一度あり、地力という点でも見逃せない。前走に引き続き、米倉知騎手が手綱を取る。

エイシンレア
こちらは笠松で3連勝中。道営デビュー馬で、門別で1勝を挙げている。南関東・浦和に在籍していた時期もあり、2022年の川崎・ローレル賞で3着に入った実席もある。その後、岩手を経て今年からは笠松所属となった。笠松では5戦4勝で、水が合っていると考えていいだろう。今回は初めて金沢でのレースとなるが、勢いからは軽視できない。愛知の室陽一朗騎手が乗るのは、今回が初めてとなる。

ネオアマゾネス
重賞実績という点では、笠松所属のこの馬も侮れない存在。金沢に在籍していた当時に、徽軫賞(21年、22年)を連覇している。その後、長きにわたり勝ち星から見放されていたが、前走の笠松での特別戦で久々Vを飾った。今回は古巣・金沢での一戦となるだけに、改めて注目したい。今回は金沢の平瀬城久騎手が騎乗する。

上記4頭以外では、前走で地元戦を勝利して挑む、愛知・レイジーウォリアー、笠松・ヤンチャプリヒメ、笠松・エイシンヌウシペツの東海勢3頭も気になる存在となりそうだ。

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