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【大井・大井記念2024】地方競馬重賞展望 サヨノネイチヤが、この先の大一番に向けてV7へ

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【大井・大井記念2024】地方競馬重賞展望 サヨノネイチヤが、この先の大一番に向けてV7へ


大井記念・レース概要】
大井競馬場のダート2000m戦で争われる、4歳以上の古馬による重賞競走。南関東所属馬にとって、翌月に同じ舞台で争われる帝王賞のステップレースとなっている。
創設は1956年と古く、当時は2400m戦だった。その後、幾度かの距離変更を経て、2014年からは現在の2000m戦で定着している。南関東における重賞格付けはS1。1~2着馬には帝王賞への優先出走権が付与される。

大井記念・検討のポイント】
ブリリアントカップを勝って、6連勝中のサヨノネイチヤが中心視されることは間違いない。陣営としても、続く帝王賞に向けて負けられない戦いとなりそうで、どんな勝ち方をするのかが焦点となる。サヨノネイチヤの相手探しの一戦だろう。

大井記念・出走馬概要】
サヨノネイチヤ
デビューからの戦績は13戦11勝2着2回とオール連対中。前走のブリリアントカップが、昨年の勝島王冠以来の休み明けだったことを考えると、今回のメンバーでこの馬を逆転する馬を探すというのはなかなか難しい。勝島王冠では、後の川崎記念優勝馬ライトウォーリアに勝利している。この馬の相手探しと考えるべきレースだろう。今回も西啓太騎手が手綱を取る。

セイカメテオポリス
相手筆頭は、金沢の吉原寛人騎手が今回も手綱を取るこの馬か。前走は佐賀に遠征して、はがくれ大賞典を勝利。ややレース間隔が空いており、遠征の疲れも抜けているだろう。昨年の勝ち馬で、獲得した重賞タイトルは5つという実績馬だが、連覇に向けてはサヨノネイチヤという厄介な相手にどう立ち向かうのかがポイントとなる。吉原寛人騎手の手腕に注目が集まりそうだ。

バーデンヴァイラー
サヨノネイチヤとの勝負付けが済んでいる馬も多いだけに、馬券として面白いのはJRAのオープンクラスから移籍後の初戦となるこの馬のほうか。JRA所属時には、2022年のマーキュリーカップと、昨年の佐賀記念を制している。昨年末の川崎・神奈川記念(6着)後に、南関東・川崎へ移籍。このレースが移籍後の初戦となり、レース間隔が空いている点こそ気がかりなものの、ダートグレード競走2勝の実績は侮れない。今回は森泰斗騎手とのコンビで挑む。

上記3頭以外では、ブリリアントカップの2着馬で、今回矢野貴之騎手との初コンビで迎えるヒーローコールに注目したい。他では2年前の覇者ランリョウオーだが、こちらはブリリアントカップでの大敗(10着)をどう見るかがポイントとなりそうだ。

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