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【門別・コスモバルク記念2024】地方競馬重賞展望 地元・門別に戻るシルトプレが主役の座譲らず

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【門別・コスモバルク記念2024】地方競馬重賞展望 地元・門別に戻るシルトプレが主役の座譲らず


コスモバルク記念・レース概要】
2006年にシンガポール航空国際カップを優勝するなど、道営・ホッカイドウ競馬所属のまま、中央競馬や海外でも活躍したコスモバルクの功績を称えて、2011年に創設された重賞競走。門別競馬場のダート1800m戦で争われる3歳以上のレースで、道営の重賞格付けはH2。以前は地方全国交流だったが、昨年からは道営所属馬のみでのレースとなっている。

コスモバルク記念・検討のポイント】
昨年の道営記念を制した前年覇者シルトプレが絶対的な存在となりそうで、この馬を負かす存在を探すのは非常に難しいと思われる。相手探しの一戦と考えるべきではないだろうか。

コスモバルク記念・出走馬概要】
シルトプレ
先月の川崎記念が今年の初戦だった。相手が強力であった上に、休養明け、遠征競馬という不利な条件が重なったことを考えると、7着という結果はやむを得ない。地元・門別に戻り、輸送がないレースならば、この馬の中心は揺るがないと考えるべきだろう。昨年、JRA・札幌のエルムSで5着、続く船橋の日本テレビ盃で5着にそれぞれ入った実績を再評価したい。今回も石川倭騎手が‘手綱を取る。

スワーヴアラミス
ダートグレード競走でもお馴染みの古豪が、道営・ホッカイドウ競馬にやってきた。2月の川崎・報知オールスターカップ(5着)後に、大井から道営に移籍。田中淳司厩舎の管理馬となった。JRA所属時には2020年のマーチS、2021年のエルムS、2022年の東海Sを勝っている実績馬。昨年の日本テレビ盃ではシルトプレに先着し、3着に入っている。9歳馬でレース間隔が空いている点が気になるが、まだ衰えはないと考えるべきだろう。今回は落合玄太騎手と初コンビで挑む。

ベルピット
昨年の道営3冠(北斗盃北海優駿、王冠賞)馬。10月の盛岡・ダービーグランプリでもミックファイアマンダリンヒーローといった南関東の強豪相手に差のない3着に入っている。道営記念でアクシデントがあり、心配されたが、今シーズン初戦の前走を快勝して、このレースに駒を進めてきた。改めてシルトプレを相手にどんなレースを見せるか、注目したい。引き続き、桑村真明騎手が手綱を取る。

上記3頭以外では、スコルピウスハセノパイロといった、道営の古馬重賞では常連とも言える馬たちの食い込みにも注目したい。特に、スコルピウスは同じ1800m戦で行われた昨年9月の瑞穂賞(2着)で見せた走りが再現される可能性もあり、侮れない存在になりそうだ。ハセノパイロは昨年の赤レンガ記念制覇を忘れてはならない。

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