nigeのコメント
※3/15 23:22 修正:【傾向】部分のリピーター対象馬の記載が誤って消えていたので追記しました。
【傾向・全馬評価あり】2年連続的中なるか!?小回り1400mで長所が活きる!
<予想>
◎:ラプタス
ピンシャンの取消で条件良化
○:ヘリオス
好位外がすんなり取れそうで
▲:サクセスエナジー
外に切り替えたら好走可能
△:イグナイター
中央馬が何頭崩れてくれるか次第
<傾向>
■ 近3年3着以内馬ローテーション
※レース名(人気,着順)
・2021年
【中央:2番人気】霜月S(13,3)→すばるS(4,7)→根岸S(4,13)
【中央:1番人気】姫路S(3勝クラス)(1,1)→すばるS(2,5)→バレンタインS(4,1)
【地方:4番人気】南部杯(7,3)→勝島王冠(1,3)→東京大賞典(5,9)
・2020年
【中央:5番人気】3歳以上2勝クラス(1,1)→羅生門S(3勝クラス)(1,1)→バレンタインS(1,8)
【中央:2番人気】カペラS(3,2)→根岸S(7,6)→大和S(2,4)
【中央:4番人気】オーバルスプリント(4,5)→東京盃(4,3)→JBCスプリント(1,11)
・2019年
【中央:1番人気】兵庫GT(2,2)→すばるS(2,1)→フェブラリーS(11,8)
【中央:3番人気】門松S(1600万下)(1,1)→根岸S(11,7)→大和S(3,1)
【中央:4番人気】室町S(5,4)→JBCスプリント(6,6)→カペラS(5,9)
かなりのピーターレースで、過去10回の開催で6頭が連続で好走(3頭は3回連続)している。
サクセスエナジー(2020年3着、2019年1着)
キングズガード(2019年3着、2018年2着、2017年2着)
ダノンレジェンド(2016年1着、2015年1着)
ドリームバレンチノ(2015年2着、2014年2着)
セイクリムズン(2014年1着、2013年1着、2012年1着)
ダイショウジェット(2014年3着、2013年2着、2012年3着)
これは地方屈指の重い馬場で、パワー重視のコースだから年齢によるスピードの衰えをパワーでカバーしている結果が連続好走につながっていると考えられます。
ただ、前年から着順を上げたのは1頭(1回)だけ。地方交流重賞に出走できる賞金を稼いで、かつ好走できるパフォーマンスができる状態から年齢を1つ重ねること考えたら当然ともいえるが、現状維持か下げる場合がほとんど。
ローテは、近年は前走1200mからの馬もいるが、1400mOP特别勝ち、根岸S1桁着順、重賞2着以内などの成績がある馬が結果を出している。特に、1400mで結果出していてフェブラリーSを負けた馬が好相性。
地方馬は、去年モジアナフレイバーが3着。4年前に1着エイシンヴァラー、3着ブルドッグボスと好走。元中央オープン馬(それも、オープンで勝ち鞍あり)か、地方交流重賞の好走実績がないと厳しい。
<展開>
逃げたいのは、イグナイター、トーラスジェミニ、ラプタス、ヘリオス。
普通に出ればラプタスがハナ。ただ、イグナイターは内枠ならハナが欲しくて、トーラスジェミニも初ダートなので砂を被るのを嫌って強引にハナを取りに来る可能性はある。
ラプタスは好位外でもいいので、速くなりそうなら無理にハナまでは行かない。その外からヘリオス。その後ろからサクセスエナジーが外に切り替えて追走。
前に行きたい馬は多いが、ハナ必須で好位だとかかってしまうピンシャンが取消たことでハイペースになる可能性は下がった。平均ペースを想定。
<予想詳細>
本命は、ラプタス
サマーチャンピオン(1,1)→オーバルスプリント(1,10)→兵庫GT(2,2)
前走の兵庫GTは、スタートで滑ってしまったが、外枠だったので盛り返して外の3番手から追走。
3コーナーに入る前に動いて、テイエムサウスダンを交わして、イグナイターに並びかけながら直線へ。粘るイグナイターにじわじわ迫っていたところを、外からテイエムサウスダンに差されて2着。
相手が強かったのはあるが、2年連続滑りやすい園田の外枠に入ってしまった不運。滑って出遅れてしまって0.2秒差なので好内容。
今回は、59㎏から2㎏減の57㎏で走れるのが魅力。
ハンデ戦ではなく別定戦なので、重賞4勝でもJpn3までしか勝っていないので1㎏増だけ(サクセスエナジーはJpn2勝ちがあるので2㎏増)。去年のハンデ戦では、かきつばた記念を58㎏、サマーチャンピオンを58.5kgで勝っているので、この斤量は恵まれている。
あと、ピンシャンが取消てくれたことで力が出しやすくなった。
もし、ピンシャンが出走していたら、ラプタスがハナを取ったとしたら外で折り合いを欠いて絡んでくる。ハナを取らないで外に切り替えようとすると、ヘリオスがどのくらい位置を取りにくるかが外への切り替えやすさに影響してくる。
これが取消てくれたことで、ハナを取ったらヘリオスは外の2番手でいい。内から強引に主張してくる馬がいたら、ヘリオスは無理にハナに行かないので好位外で流れに乗ることができる。他馬に影響されずに、力の出せる位置が取りやすくなった。これは斤量以上に大きなプラス。
枠順確定後は、ピンシャンが外にいるので対抗までと考えていた。それが取消たことで力を出しやすくなった。そうなるとヘリオスとの時計のかかる重い馬場の小回り1400m適性の比較から、こちらを選択した。
兵庫GTは対抗で馬券を取らせてもらったが、ここは本命で勝ち切る走りを期待する。
馬券的には、ヘリオスに逆転される買い目まで買ったら当たる可能性はかなり高いが、(出走したら軽視しようとしていた)ピンシャンの取消で2頭に人気が被ってしまうことが濃厚。
長い目で見ての的中率と的中時の回収額を考えて、割り切ってラプタスの頭だけにした。これはオッズを見て、押さえてもいいと感じるオッズか判断してください。
対抗は、ヘリオス
グリーンチャンネルC(2,1)→霜月S(1,1)→根岸S(4,2)
前走の根岸Sは、半馬身くらい出遅れてしまって好位馬群の最内4番手から追走。
直線に入る所でじわっと外に切り替えて、ラスト200mから持続力で浮上してきたが、テイエムサウスダンに差されて2着。
ジャスティンが4コーナーで後続を少し離していたが、ペースはメンバーレベルを考えると平均ペース。この馬にとってはペースが遅くて、トップスピードの速さの差が出てしまった。出遅れないで、ハナでないとしても2番手だったらもっときわどい勝負になっていた可能性が高い。
この馬は、早めのペースを前で持続力を活かして押し切るタイプ。
グリーンチャンネルCで速いペースで逃げて上がり2位だったのに、溜め逃げした霜月Sが上がり8位で着差も縮められていることが適性をよく表している。
今回は、久しぶりの右回り、地方の時計のかかる重い馬場、1周コースなどの対応が課題。
久しぶりという不安はあるが、右回りの阪神・京都の1200mで3勝している。東京1400mでパフォーマンスが上がったので、東京がベストなのは間違いないが対応はできる。
馬場は走ってみないと分からないが、東京では高速馬場より持続力が活きる良馬場の方が内容はいい。軽い馬場巧者ではない。
小回り1周コースの対応は、東京でも緩めの流れではなくペースが流れるレースで強さを見せているので、適性から流れは合うと考えている。
未知数の面はあるが、自分のペースで走れる外枠に入って、小回り1400mの速いペースアップに対応できる持続力もある。馬場がサッパリとかなければ、ヘリオスを外から追いかけるように上位にこれると考えて対抗とした。
単穴は、サクセスエナジー
東京盃(7,1)→JBCスプリント(2,7)→根岸S(14,13)
前走の根岸Sは、テン乗りの石川騎手が、過去のレースを全く見ていないと分かる好位馬群の中に入れて自滅。
そもそも、東京は直線のトップスピードへの対応がきつくて不向きなのでボロボロは仕方ない。
今回は、小回り1周の1400mになるのは歓迎。
ただ、砂を被ったり、もまれたら嫌な馬なのでスムーズに外に切り替えられるかが重要になる。
勝った19年は、馬番3番だったが外の2頭を行かせて1コーナーに入る所で外に切り替えることに成功。3着だった20年は、内からハナを取ったラプタスの外の2番手をすんなり取れている。
理想はもっと外の枠だったが、ピンシャンが取消たことでラプタスとヘリオスの2頭を行かせて外に切り替えることができればいい(最高の形は、ラプタスの外の2番手)。1頭でも外から前に行く可能性がある馬が減ってくれたのはプラス。
好位外で流れに乗れたら、まだ戦えることは東京盃の勝利で見せている。Jpn3だと斤量はきついが高知適性があることは見せているので3番手評価にした。
4番手は、イグナイター
A2(1,1)→兵庫GT(3,3)→黒潮スプリンターズC(1,1)
前走の黒潮スプリンターズCは、少しスタートで出遅れてしまって好位外の3番手から追走。
4コーナーで楽な手応えで先頭。追い出してから後続との差を広げて1.4秒差の楽勝。
勝って当然のレースではあったが、兵庫GTで同斤量で1.0秒差だったイダペガサスに1.4秒差を付けている。高知を経験できて、馬場が問題なく普通に走れたことが収穫。
今回は、別定戦になるのでハンデ戦の兵庫GTから斤量差が小さくなるのがマイナス。
7㎏差だったラプタスと1㎏の斤量差しかないのはどう考えても厳しい。
それでも相手に入れたのは、今回の中央馬に怪しい所があるから。
ヘリオスは高知の馬場・小回り1400m対応が課題、サクセスエナジーは外に上手く切り替えられないとパフォーマンスはかなり落ちる。トーラスジェミニは、調子落ちからのお試し初ダート。どの馬も崩れる可能性はある。
この枠だと逃げても展開的にきつそうではあるが、逃げられなくてもスムーズに走れて中央馬が崩れた時は馬券圏内まであっていい。兵庫GTと同じく相手に押さえておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
トーラスジェミニ
負けるにしても内容が悪いレースが続いて、自分から走るのを止めてしまっている。走ったらラッキー的なお試しダート挑戦。もし適性があったとしても精神的な理由と感じる負け方なので、一変は期待しにくい。逃げて一変したりしても諦められる近走内容。
■ 地方馬
ダノングッド
前走は、主張したら逃げられそうだったが内の2頭を行かせて外の3番手から追走。4コーナーで早め先頭から4馬身差完勝。勝ちはしたが、相手が楽すぎるので評価が上がるレースではない。
そもそも、この馬は高知の適性は高くないと考えている。2走前も3番手評価(3連単2点で的中)にしていたように、高知以外(名古屋・笠松・佐賀)の重賞の方がパフォーマンスが高い。それに加えて、最内に入ってしまったので外から被されてスムーズにも走れない。印を付けた4頭中2頭に先着しないと馬券圏内がないので厳しい。
メイショウオオゼキ
出走が目的なので回ってくるだけ。
サンライズナイト
元中央3勝クラスで、高知に移籍して5戦使ってB-2で1勝して、2走前の重賞でダノングッドに0.9秒差2着。がんばってはいるが、中央時代は時計が出る軽い馬場が得意だった馬。高知が合う馬ではないし、衰えも出ているので厳しい。
グレートコマンダー
名古屋のB1でも3着までで、エンプレス杯は5.5秒差負け。回ってくるだけ。
ナラ
笠松のB2でも完敗して、エンプレス杯は7.3秒差負け。回ってくるだけ。
モズヘラクレス
3走前にスペルマロンが崩れたレースで勝利。その後をレースを観るとこの馬のパフォーマンスが上がったのではなく、スペルマロンがサッパリだったと分かる結果。3走前の走りでも全く足りないので厳しい。