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nige｜兵庫ゴールドT - 2021年12月22日園田7R｜地方競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ | 性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 5 | 5 | ◎ | テイエムサウスダン | 1.9 | 牡4 | 58.0 | 岩田康誠 | 仕方ない凡走なので巻き返せる |
| 2 | 8 | 11 | ○ | ラプタス | 3.7 | セ5 | 59.0 | 幸英明 | 外枠いいが調整過程が気になり |
| 3 | 5 | 6 | △ | イグナイター | 4.7 | 牡3 | 52.0 | 笹田知宏 | 無理に勝ちに行かなければ |
| 4 | 2 | 2 | ▲ | ワイドファラオ | 8.4 | 牡5 | 57.5 | C.デム | かしわ記念後で一番いいレース条件 |
| 5 | 7 | 10 | × | イダペガサス | 55.4 | 牡6 | 52.0 | 服部茂史 | 1200mに使われているが不向きなので |
| 6 | 4 | 4 | スマートアヴァロン | 83.0 | 牡9 | 55.0 | 落合玄太 | ||
| 7 | 6 | 7 | トーセンレビュー | 189.2 | 牡4 | 52.0 | 廣瀬航 | ||
| 8 | 7 | 9 | クリノフウジン | 353.1 | 牡7 | 54.0 | 下原理 | ||
| 9 | 3 | 3 | スマハマ | 38.3 | 牡6 | 55.0 | 吉村智洋 | ||
| 10 | 8 | 12 | メイショウワダイコ | 226.8 | 牡9 | 51.0 | 佐々木世 | ||
| 11 | 6 | 8 | ヒロシゲゴールド | 12.4 | 牡6 | 57.5 | 亀田温心 | ||
| 取消 | 1 | 1 | -- | 牡3 | 51.0 | 山林堂信 |
【注意】01リュウノシンゲンの出走取消により、1を含む買い目は無効になっています。（枠連は場合によって無効）
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | 通常 | 5 - 11 - 2 | 2,000円 |
| 5 - 11 - 6 1,850円 的中！ |
1,000円 | ||
| 5 - 11 - 10 | 300円 | ||
| 5 - 2 - 11 | 1,300円 | ||
| 5 - 2 - 6 | 300円 | ||
| 5 - 2 - 10 | 100円 | ||
| 合計 | 6通り | 5,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 5,000円 | 18,500円 | 13,500円 | 370% |
nigeのコメント
【水曜勝負R:傾向・全馬評価あり】仕方ない凡走なので巻き返せる！
＜予想＞
◎：テイエムサウスダン
仕方ない凡走なので巻き返せる
○：ラプタス
外枠いいが調整過程が気になり
▲：ワイドファラオ
かしわ記念後で一番いいレース条件
△：イグナイター
無理に勝ちに行かなければ
☆：イダペガサス
1200mに使われているが不向きなので
＜傾向＞
※レース名(人気,着順)
・2020年
【中央：2番人気(58.5kg)】プロキオンS(2,10)→オーバルスプリント(3,1)→JBCスプリント(6,10)
【地方：4番人気(56kg)】プラチナC(1,1)→オーバルスプリント(4,2)→JBCスプリント(12,7)
【中央：1番人気(57.5kg)】かきつばた記念(1,1)→プロキオンS(3,6)→東京盃(5,4)
・2019年
【中央：1番人気(56kg)】ユニコーンS(2,2)→グリーンチャンネルC(1,5)→武蔵野S(2,7)
【地方：8番人気(52kg)】JーPLACE観音寺(4,2)→兵庫ゴールドC(3,2)→A1(3,1)
【地方：9番人気(53kg)】建依別賞(2,2)→ニシケンモノノフ賞(1,1)→ガーネット特別(1,1)
・2018年
【中央：3番人気(57kg)】
オーバルスプリント(1,8)→JBCスプリント(12,9)→カペラS(6,11) ※4走前プロキオンS3着
【中央：2番人気(57kg)】
プロキオンS(6,4)→東京盃(3,7)→霜月S(2,5) ※4走前さきたま杯1着
【中央：5番人気(51kg)】
園田チャレンジC(1,2)→天空の城竹田城跡特別(2,1)→マイル争覇(2,6)
ローテ的には、近年は前走がカペラS・JBCスプリントからの中央馬の好走が多い。ただ、今年はJBCスプリントが1400mだった影響で出走ラインがかなり高くなった。その影響を受けたのが、このレースに出走している中央馬4頭（補欠2～5番手）。
前走で結果を出していない馬は、2～4走前に重賞3着以内の好走実績があった。13年59kgのドリームバレンチノ、11年59.5kgのスーニが勝っていて、過去2回59.5kgの馬が2着。ハンデ戦ではあるが、その馬だけでなく他の中央馬も背負わされているので重い斤量はあまり気にしないでいい。
近年は、地方交流重賞の出走する馬の入れ替わりが多いのでないが、以前は前年好走馬が3着以内に好走しているリピーターレース。園田1400mの適性があることが分かっているのはプラス。脚質は、スパイラルカーブがあるので差し・追い込みも問題ない。
地方馬は、中央馬が手薄なら軽量を活かして出番があるが、手薄でなければ地方交流重賞での好走がある馬か元中央馬でないと厳しい。
＜展開＞
前走で逃げられずに崩れたラプタスが、外からスピードの違いでハナ。
それに続いてヒロシゲゴールド、ワイドファラオ、テイエムサウスダン、イグナイターあたりが追走。
ヒロシゲゴールドがハナを取りに来たりしなければ、平均ペース。テイエムサウスダンが動くタイミングで、全体がペースアップする流れを想定。
＜予想詳細＞
本命は、テイエムサウスダン（58㎏）
かきつばた記念(1,2)→オーバルスプリント(2,1)→武蔵野S(9,9)
前走の武蔵野Sは、前に行く馬を行かせて出たなりで好位内から追走。
逃げ馬の後ろで直線に入って、前の2頭の間から抜け出したが、残り200mでは外の馬の方が勢いがよくて差されて0.9秒差9着。
武蔵野Sは、フェブラリーSを除いて唯一の東京1600m古馬重賞。フェブラリーSに向けて1400m路線の馬も参戦してくるので、メンバーレベルが高くなりやすく、かつ差し有利になりやすい。1400mベストで、JBCスプリントに出れないから出走するレースだったので凡走は仕方ない。
今回は、得意の1周コースの1400mの地方交流重賞替わりはプラス。
4走前の黒船賞（高知1400m）では、8馬身差の楽勝。3走前のかきつばた記念（名古屋1400m）は、ラプタスの2着。2走前のオーバルスプリント（浦和1400m）では、2馬身差の完勝。
この馬は、中央だとコーナーで少し緩んで再加速する中京1400mが得意な馬。地方の小回り1周コース1400mだと、コーナーで息を入れやすいことから長く脚が使えて安定して高いレベルの走りができている。
かきつばた記念で逃げ切られたラプタスがいるが、園田なら差せると考えている。
名古屋と同じ超小回りの園田だが、スパイラルカーブで名古屋より持続力が問われる。かきつばた記念は、福永騎手騎乗でラプタスのペースアップを追いかける後手になったが、相手が1頭と分かっていて元園田の岩田騎手なら相手に楽はさせない（イメージは、オーバルスプリントでアランバローズにプレッシャーをかけた乗り方）。
積極的にプレッシャーをかけて持続力の勝負に持ち込めば勝てると考えて期待する。
対抗は、ラプタス（59㎏）
かきつばた記念(2,1)→サマーチャンピオン(1,1)→オーバルスプリント(1,10)
前走のオーバルスプリントは、バタバタしていた時にゲートが開いて、いつもの行き脚がなくて外から被されて中団やや後ろから追走。
向正面に入って砂の被らない外に切り替えて進出しようとしたが、位置を上げられないまま追いかけるだけで10着。
同型と揉まれたくない馬が揃った最内枠だったので、ハナを取らないと砂を被って厳しくなる。スタートが全てだった。
今回は、外枠に入ったのはプラス。
外枠なら去年の兵庫ゴールドトロフィーのように、出遅れても砂の被らない外を走ることができるので大崩れする可能性は下がる。
気になるのは、ここへの調整過程。
他の中央馬3頭は、JBCスプリントに出られなかったので武蔵野Sを使ってこのレース。一方でこの馬は、補欠2番手で出走できる可能性があったので2本時計を出して、出れないとなって放牧。戻ってきてから3本時計出してのレース。
近走の中間の調整は、ポラリスＳ・かきつばた記念・サマーチャンピオンの3連勝時は、3～4週間前から5本時計出してレース。近走崩れたジャニュアリーS・オーバルスプリントは中2週で2本時計を出してのレースという共通点があった。
今回は明らかに調整過程が違うので、力通りに走れるのか不安。
力通りに走れるのなら、去年のように滑って出遅れなければテイエムサウスダンと互角だが、不安材料があるので対抗とした。
※私の予想で「調教」の重要度はかなり低いですが、普段と違うこと（普段と違う追い切りの場所、普段しないプールを入れている、本数が少ないなど）をされると力通りに走るかの不安材料の扱いとしています。結果が出ていないなら変化を求めてのことなのでいいですが、今回のような結果が出ている馬の変化はいい材料とは思いません。
単穴は、ワイドファラオ（57.5kg）
京成杯AH(14,9)→南部杯(6,5)→武蔵野S(15,10)
前走の武蔵野Sは、出遅れて中団やや後ろの馬群の中から追走。
4コーナーで外から少し位置を上げて直線に入ったが、残り300mで脚が鈍って10着。
差し馬ではないので、出遅れた時点で終わっていたから仕方ない。
この馬は、前に行って持続力を活かして好走するタイプ。
去年のかしわ記念（Jpn1）をかなりの楽逃げで勝ってしまったことが、その後の苦しい結果が続く原因になっている。
今回は、1400mになるのはいいが、それよりJpn3のレースに出てきたことがプラス材料。
かなりの展開の助けがあってJpn1を勝ったので、普通の流れのJpn1・Ｇ1だと力不足。能力的にはいい勝負ができていい中央のG2～G3だと、Jpn1を勝ったので斤量を背負う。
現状だと馬券圏内が期待できるのは、斤量を背負うが中央馬が少ない地方交流重賞のJpn2～Jpn3だけ（かしわ記念を勝って以降、唯一の馬券圏内がJpn2のさきたま杯）。
ここはJpn3のハンデ戦で、近走内容の悪さからJpn1勝ちがあるのにJpn3を4勝のラプタス（59㎏）、Jpn2を1勝・Jpn3を2勝のテイエムサウスダン（58㎏）より斤量が軽い57.5㎏になっている。
コースも持続力が活きる園田なので、20年かしわ記念を勝った以降のレースの中で一番いいレース条件。勝つのはさすがにきついが、馬券圏内争いなら加われていい。
4番手は、イグナイター（52kg）
秋の鞍(2,2)→楠賞(2,1)→A2:園田1400m(1,1)
前走は、単勝1.0倍だったように「A2」で相手が弱すぎて2.6秒差の楽勝。実質、180万円の公開調教だった。
この馬は、稼げるところに使いに行っている感じ。
中央で新馬戦1.1秒差勝ちして、1戦負けたら南関東へ。京浜盃2着から羽田盃を使ったが結果出ずに東京ダービーに使えなかったので、ユニコーンS（スタートで致命的な不利あり）。大井のB2格で2着になったら、今度は園田に移籍。園田移籍後は、5戦4勝（唯一負けたのは、出遅れ＆名古屋でのレースで10㎏減）。
今回は、かなり相手が強くなるがハンデは52㎏。
ユニコーンSの内容から、中央だと3勝クラスレベルの走りができる馬と考えている。まだ成長が期待できる3勝クラスの3歳馬と考えたら斤量は軽い。
逃げないといけない馬ではないので、無理に中央馬を追いかけて勝ちに行くような乗り方をしなければ、上位評価馬が1頭崩れたら3着争いに加われていい。
5番手は、イダペガサス（52kg）
エトワール賞(2,1)→ウポポイオータムSP(3,2)→道営スプリント(4,4)
人気薄で押さえておきたいのが、この馬。
門別に移籍して1200mを中心に使われているが、1200mは距離不足。能力でなんとか馬券圏内争いに持ってきていると考えている。
中央時代は、東京1600mがベストで、3勝クラス3着実績がある。
故障でオークションに出されて地方に移籍したが、長期休養を挟んで門別初戦の1600mでは2.3秒差の大楽勝をしている（相手が弱いが時計はいい）。次走で1800mで勝ったのに、カペラSで0.8秒差9着に走れてしまったことで1200mを中心に使われている。
1周コースの1400mは、4走前の金沢スプリントCでトーセンレビューの2着。ただ、このレースは内枠でスタートから下げて、勝負所で周りを囲まれて後手後手の下手に乗ったレース。力負けではなかった。
外枠の1400m・ハンデの52㎏も軽くていい条件。中央馬を後ろから見ながら追いかけたら、3着争いに加わる可能性があると考えて押さえておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
ヒロシゲゴールド（57.5㎏）
クラスターC(2,3)→南部杯(7,2)→武蔵野S(12,15)
武蔵野Sは、スピードの違いでハナを取りそうだったが、内のリアンヴェリテを行かせて2番手から追走。直線に入って追い出したが、逃げ馬より先に残り300mから失速して15着。
南部杯を好走できたから使ったのだろうが、南部杯はかなり恵まれたレース。このレースは、高速馬場＆地方馬の逃げるペースを2番手から追走。実質ペースを作っていた3番手アルクトスが、かなり前をかわいがって前の2頭を交わせばいいだけのレースにしている。その証拠に2着だったが上がりは11位タイ。みんな同じような上がりだったので前にいたことが有利になったレースだった。
1200mがベストとハッキリしていて、南部杯のような恵まれるレースはほぼない。普通のレースなら1400mでも距離が長いと考えている（買うとしたら1200mの外枠）。それに加えて、逃げられないし、2番手にいてもテイエムサウスダンの動きに抵抗できるとも思えない。好走するとしたら逃げるしかないが、前走で逃げないで崩れたラプタスが譲ってくれるとは思えないので消し。
■ 地方馬
リュウノシンゲン（51㎏）
2走前の楠賞では、同条件でイグナイターに4馬身差の2着。イグナイターが52㎏なので、51㎏でも軽いとは感じない。中央馬もいるので厳しい。
スマハマ（55㎏）
元中央馬で、3歳時は世代トップクラスの馬。ただ、ゆったりした入りから速い上がりを使って好走するタイプだったので、相手が強くなるともろさが出て大きく負けていた。その後は本来の走りができずに地方へ。鼻出血、暑さによわかったりで、1年4ヶ月ぶりだった前走頭差で勝利。太めを使っての良化があるかもしれないが、中央重賞級の馬を相手に1400mで好走できる馬ではない。良化してきたら地元の1800m以上重賞なら面白い。
スマートアヴァロン（55㎏）
前走の道営スプリントは、出遅れて後方集団の内から追走。3～4コーナーで馬群の中から位置を上げて、直線でじわじわ伸びて3着。かなりの高速馬場で前が止まらないところを、内から差して好騎乗もあっての好走。
20年後半に少しパフォーマンスが落ちて、OP特別でもきつくなったので門別に移籍。ただ
、広いコースのワンターンがベストなのでさらにパフォーマンスが落ちている。1400mの距離はいいが、1周コースになるのはマイナス。前がかなり止まってくれないと掲示板も厳しい。
トーセンレビュー（52kg）
他地区の重賞で賞金を加算した馬なので、南関東「A1」のレースでは力不足の馬。金沢スプリントCでイダペガサスを倒しているが、相手がかなり下手に乗ったのと岡部騎手の好騎乗があっての勝利。廣瀬騎手でこの相手だと着拾いの徹して5着が取れたら上出来。
クリノフウジン（54㎏）
元中央OP馬で、頭打ちになって園田に移籍。前走は、1400mを2戦使っての1700mで惨敗している。中央時代は、小倉1700m巧者で門司S(3勝クラス)で7番人気1着、門司S(OP)で11番人気2着。どちらも馬券を取らせてもらった好相性の馬。中央でも小倉以外だときつかったので、園田でこの相手はきつい。斤量も元OP馬なので54㎏で地味に重い。
メイショウワダイコ（51kg）
元中央OP馬だが、OPに昇級したのは18年5月。その後は、OPクラスで一度も掲示板に載れずに園田に移籍。手薄なA1なら2着があるが、重賞だと惨敗。1400mは距離が長いし、このメンバーだと前に行くのもきつくて回ってくるだけ。
＜予想＞
◎：テイエムサウスダン
仕方ない凡走なので巻き返せる
○：ラプタス
外枠いいが調整過程が気になり
▲：ワイドファラオ
かしわ記念後で一番いいレース条件
△：イグナイター
無理に勝ちに行かなければ
☆：イダペガサス
1200mに使われているが不向きなので
＜傾向＞
※レース名(人気,着順)
・2020年
【中央：2番人気(58.5kg)】プロキオンS(2,10)→オーバルスプリント(3,1)→JBCスプリント(6,10)
【地方：4番人気(56kg)】プラチナC(1,1)→オーバルスプリント(4,2)→JBCスプリント(12,7)
【中央：1番人気(57.5kg)】かきつばた記念(1,1)→プロキオンS(3,6)→東京盃(5,4)
・2019年
【中央：1番人気(56kg)】ユニコーンS(2,2)→グリーンチャンネルC(1,5)→武蔵野S(2,7)
【地方：8番人気(52kg)】JーPLACE観音寺(4,2)→兵庫ゴールドC(3,2)→A1(3,1)
【地方：9番人気(53kg)】建依別賞(2,2)→ニシケンモノノフ賞(1,1)→ガーネット特別(1,1)
・2018年
【中央：3番人気(57kg)】
オーバルスプリント(1,8)→JBCスプリント(12,9)→カペラS(6,11) ※4走前プロキオンS3着
【中央：2番人気(57kg)】
プロキオンS(6,4)→東京盃(3,7)→霜月S(2,5) ※4走前さきたま杯1着
【中央：5番人気(51kg)】
園田チャレンジC(1,2)→天空の城竹田城跡特別(2,1)→マイル争覇(2,6)
ローテ的には、近年は前走がカペラS・JBCスプリントからの中央馬の好走が多い。ただ、今年はJBCスプリントが1400mだった影響で出走ラインがかなり高くなった。その影響を受けたのが、このレースに出走している中央馬4頭（補欠2～5番手）。
前走で結果を出していない馬は、2～4走前に重賞3着以内の好走実績があった。13年59kgのドリームバレンチノ、11年59.5kgのスーニが勝っていて、過去2回59.5kgの馬が2着。ハンデ戦ではあるが、その馬だけでなく他の中央馬も背負わされているので重い斤量はあまり気にしないでいい。
近年は、地方交流重賞の出走する馬の入れ替わりが多いのでないが、以前は前年好走馬が3着以内に好走しているリピーターレース。園田1400mの適性があることが分かっているのはプラス。脚質は、スパイラルカーブがあるので差し・追い込みも問題ない。
地方馬は、中央馬が手薄なら軽量を活かして出番があるが、手薄でなければ地方交流重賞での好走がある馬か元中央馬でないと厳しい。
＜展開＞
前走で逃げられずに崩れたラプタスが、外からスピードの違いでハナ。
それに続いてヒロシゲゴールド、ワイドファラオ、テイエムサウスダン、イグナイターあたりが追走。
ヒロシゲゴールドがハナを取りに来たりしなければ、平均ペース。テイエムサウスダンが動くタイミングで、全体がペースアップする流れを想定。
＜予想詳細＞
本命は、テイエムサウスダン（58㎏）
かきつばた記念(1,2)→オーバルスプリント(2,1)→武蔵野S(9,9)
前走の武蔵野Sは、前に行く馬を行かせて出たなりで好位内から追走。
逃げ馬の後ろで直線に入って、前の2頭の間から抜け出したが、残り200mでは外の馬の方が勢いがよくて差されて0.9秒差9着。
武蔵野Sは、フェブラリーSを除いて唯一の東京1600m古馬重賞。フェブラリーSに向けて1400m路線の馬も参戦してくるので、メンバーレベルが高くなりやすく、かつ差し有利になりやすい。1400mベストで、JBCスプリントに出れないから出走するレースだったので凡走は仕方ない。
今回は、得意の1周コースの1400mの地方交流重賞替わりはプラス。
4走前の黒船賞（高知1400m）では、8馬身差の楽勝。3走前のかきつばた記念（名古屋1400m）は、ラプタスの2着。2走前のオーバルスプリント（浦和1400m）では、2馬身差の完勝。
この馬は、中央だとコーナーで少し緩んで再加速する中京1400mが得意な馬。地方の小回り1周コース1400mだと、コーナーで息を入れやすいことから長く脚が使えて安定して高いレベルの走りができている。
かきつばた記念で逃げ切られたラプタスがいるが、園田なら差せると考えている。
名古屋と同じ超小回りの園田だが、スパイラルカーブで名古屋より持続力が問われる。かきつばた記念は、福永騎手騎乗でラプタスのペースアップを追いかける後手になったが、相手が1頭と分かっていて元園田の岩田騎手なら相手に楽はさせない（イメージは、オーバルスプリントでアランバローズにプレッシャーをかけた乗り方）。
積極的にプレッシャーをかけて持続力の勝負に持ち込めば勝てると考えて期待する。
対抗は、ラプタス（59㎏）
かきつばた記念(2,1)→サマーチャンピオン(1,1)→オーバルスプリント(1,10)
前走のオーバルスプリントは、バタバタしていた時にゲートが開いて、いつもの行き脚がなくて外から被されて中団やや後ろから追走。
向正面に入って砂の被らない外に切り替えて進出しようとしたが、位置を上げられないまま追いかけるだけで10着。
同型と揉まれたくない馬が揃った最内枠だったので、ハナを取らないと砂を被って厳しくなる。スタートが全てだった。
今回は、外枠に入ったのはプラス。
外枠なら去年の兵庫ゴールドトロフィーのように、出遅れても砂の被らない外を走ることができるので大崩れする可能性は下がる。
気になるのは、ここへの調整過程。
他の中央馬3頭は、JBCスプリントに出られなかったので武蔵野Sを使ってこのレース。一方でこの馬は、補欠2番手で出走できる可能性があったので2本時計を出して、出れないとなって放牧。戻ってきてから3本時計出してのレース。
近走の中間の調整は、ポラリスＳ・かきつばた記念・サマーチャンピオンの3連勝時は、3～4週間前から5本時計出してレース。近走崩れたジャニュアリーS・オーバルスプリントは中2週で2本時計を出してのレースという共通点があった。
今回は明らかに調整過程が違うので、力通りに走れるのか不安。
力通りに走れるのなら、去年のように滑って出遅れなければテイエムサウスダンと互角だが、不安材料があるので対抗とした。
※私の予想で「調教」の重要度はかなり低いですが、普段と違うこと（普段と違う追い切りの場所、普段しないプールを入れている、本数が少ないなど）をされると力通りに走るかの不安材料の扱いとしています。結果が出ていないなら変化を求めてのことなのでいいですが、今回のような結果が出ている馬の変化はいい材料とは思いません。
単穴は、ワイドファラオ（57.5kg）
京成杯AH(14,9)→南部杯(6,5)→武蔵野S(15,10)
前走の武蔵野Sは、出遅れて中団やや後ろの馬群の中から追走。
4コーナーで外から少し位置を上げて直線に入ったが、残り300mで脚が鈍って10着。
差し馬ではないので、出遅れた時点で終わっていたから仕方ない。
この馬は、前に行って持続力を活かして好走するタイプ。
去年のかしわ記念（Jpn1）をかなりの楽逃げで勝ってしまったことが、その後の苦しい結果が続く原因になっている。
今回は、1400mになるのはいいが、それよりJpn3のレースに出てきたことがプラス材料。
かなりの展開の助けがあってJpn1を勝ったので、普通の流れのJpn1・Ｇ1だと力不足。能力的にはいい勝負ができていい中央のG2～G3だと、Jpn1を勝ったので斤量を背負う。
現状だと馬券圏内が期待できるのは、斤量を背負うが中央馬が少ない地方交流重賞のJpn2～Jpn3だけ（かしわ記念を勝って以降、唯一の馬券圏内がJpn2のさきたま杯）。
ここはJpn3のハンデ戦で、近走内容の悪さからJpn1勝ちがあるのにJpn3を4勝のラプタス（59㎏）、Jpn2を1勝・Jpn3を2勝のテイエムサウスダン（58㎏）より斤量が軽い57.5㎏になっている。
コースも持続力が活きる園田なので、20年かしわ記念を勝った以降のレースの中で一番いいレース条件。勝つのはさすがにきついが、馬券圏内争いなら加われていい。
4番手は、イグナイター（52kg）
秋の鞍(2,2)→楠賞(2,1)→A2:園田1400m(1,1)
前走は、単勝1.0倍だったように「A2」で相手が弱すぎて2.6秒差の楽勝。実質、180万円の公開調教だった。
この馬は、稼げるところに使いに行っている感じ。
中央で新馬戦1.1秒差勝ちして、1戦負けたら南関東へ。京浜盃2着から羽田盃を使ったが結果出ずに東京ダービーに使えなかったので、ユニコーンS（スタートで致命的な不利あり）。大井のB2格で2着になったら、今度は園田に移籍。園田移籍後は、5戦4勝（唯一負けたのは、出遅れ＆名古屋でのレースで10㎏減）。
今回は、かなり相手が強くなるがハンデは52㎏。
ユニコーンSの内容から、中央だと3勝クラスレベルの走りができる馬と考えている。まだ成長が期待できる3勝クラスの3歳馬と考えたら斤量は軽い。
逃げないといけない馬ではないので、無理に中央馬を追いかけて勝ちに行くような乗り方をしなければ、上位評価馬が1頭崩れたら3着争いに加われていい。
5番手は、イダペガサス（52kg）
エトワール賞(2,1)→ウポポイオータムSP(3,2)→道営スプリント(4,4)
人気薄で押さえておきたいのが、この馬。
門別に移籍して1200mを中心に使われているが、1200mは距離不足。能力でなんとか馬券圏内争いに持ってきていると考えている。
中央時代は、東京1600mがベストで、3勝クラス3着実績がある。
故障でオークションに出されて地方に移籍したが、長期休養を挟んで門別初戦の1600mでは2.3秒差の大楽勝をしている（相手が弱いが時計はいい）。次走で1800mで勝ったのに、カペラSで0.8秒差9着に走れてしまったことで1200mを中心に使われている。
1周コースの1400mは、4走前の金沢スプリントCでトーセンレビューの2着。ただ、このレースは内枠でスタートから下げて、勝負所で周りを囲まれて後手後手の下手に乗ったレース。力負けではなかった。
外枠の1400m・ハンデの52㎏も軽くていい条件。中央馬を後ろから見ながら追いかけたら、3着争いに加わる可能性があると考えて押さえておきたい。
※以下は、買わない馬の評価。
■ 中央馬
ヒロシゲゴールド（57.5㎏）
クラスターC(2,3)→南部杯(7,2)→武蔵野S(12,15)
武蔵野Sは、スピードの違いでハナを取りそうだったが、内のリアンヴェリテを行かせて2番手から追走。直線に入って追い出したが、逃げ馬より先に残り300mから失速して15着。
南部杯を好走できたから使ったのだろうが、南部杯はかなり恵まれたレース。このレースは、高速馬場＆地方馬の逃げるペースを2番手から追走。実質ペースを作っていた3番手アルクトスが、かなり前をかわいがって前の2頭を交わせばいいだけのレースにしている。その証拠に2着だったが上がりは11位タイ。みんな同じような上がりだったので前にいたことが有利になったレースだった。
1200mがベストとハッキリしていて、南部杯のような恵まれるレースはほぼない。普通のレースなら1400mでも距離が長いと考えている（買うとしたら1200mの外枠）。それに加えて、逃げられないし、2番手にいてもテイエムサウスダンの動きに抵抗できるとも思えない。好走するとしたら逃げるしかないが、前走で逃げないで崩れたラプタスが譲ってくれるとは思えないので消し。
■ 地方馬
リュウノシンゲン（51㎏）
2走前の楠賞では、同条件でイグナイターに4馬身差の2着。イグナイターが52㎏なので、51㎏でも軽いとは感じない。中央馬もいるので厳しい。
スマハマ（55㎏）
元中央馬で、3歳時は世代トップクラスの馬。ただ、ゆったりした入りから速い上がりを使って好走するタイプだったので、相手が強くなるともろさが出て大きく負けていた。その後は本来の走りができずに地方へ。鼻出血、暑さによわかったりで、1年4ヶ月ぶりだった前走頭差で勝利。太めを使っての良化があるかもしれないが、中央重賞級の馬を相手に1400mで好走できる馬ではない。良化してきたら地元の1800m以上重賞なら面白い。
スマートアヴァロン（55㎏）
前走の道営スプリントは、出遅れて後方集団の内から追走。3～4コーナーで馬群の中から位置を上げて、直線でじわじわ伸びて3着。かなりの高速馬場で前が止まらないところを、内から差して好騎乗もあっての好走。
20年後半に少しパフォーマンスが落ちて、OP特別でもきつくなったので門別に移籍。ただ
、広いコースのワンターンがベストなのでさらにパフォーマンスが落ちている。1400mの距離はいいが、1周コースになるのはマイナス。前がかなり止まってくれないと掲示板も厳しい。
トーセンレビュー（52kg）
他地区の重賞で賞金を加算した馬なので、南関東「A1」のレースでは力不足の馬。金沢スプリントCでイダペガサスを倒しているが、相手がかなり下手に乗ったのと岡部騎手の好騎乗があっての勝利。廣瀬騎手でこの相手だと着拾いの徹して5着が取れたら上出来。
クリノフウジン（54㎏）
元中央OP馬で、頭打ちになって園田に移籍。前走は、1400mを2戦使っての1700mで惨敗している。中央時代は、小倉1700m巧者で門司S(3勝クラス)で7番人気1着、門司S(OP)で11番人気2着。どちらも馬券を取らせてもらった好相性の馬。中央でも小倉以外だときつかったので、園田でこの相手はきつい。斤量も元OP馬なので54㎏で地味に重い。
メイショウワダイコ（51kg）
元中央OP馬だが、OPに昇級したのは18年5月。その後は、OPクラスで一度も掲示板に載れずに園田に移籍。手薄なA1なら2着があるが、重賞だと惨敗。1400mは距離が長いし、このメンバーだと前に行くのもきつくて回ってくるだけ。
払戻金
| 単勝 | 5 | 190円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 5 | 100円 | 1番人気 |
| 11 | 120円 | 2番人気 | |
| 6 | 130円 | 3番人気 | |
| 枠連複 | 5 - 8 | 230円 | 1番人気 |
| 馬連複 | 5 - 11 | 360円 | 1番人気 |
| 馬連単 | 5 - 11 | 600円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| ワイド | 5 - 11 | 170円 | 1番人気 |
| 5 - 6 | 190円 | 2番人気 | |
| 6 - 11 | 380円 | 5番人気 | |
| 三連複 | 5 - 6 - 11 | 530円 | 1番人気 |
| 三連単 | 5 - 11 - 6 | 1,850円 | 2番人気 |
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