nigeのコメント
傾向・全馬評価あり:頭固定で勝負!スムーズな競馬ができれば勝てていい相手!
<予想>
◎:デュープロセス
かなり相手に恵まれ
○:ノボバカラ
ペースが流れる1400mは好条件
▲:ラブバレット
衰えは感じるが今年のメンバーなら
△:ナチュラリー
ハナが取れれば53kgの恩恵で
☆:ハヤブサマカオー
レース条件はベストなので状態次第
<傾向>
■ 近3年3着以内馬ローテ
※レース名(人気,着順)
・2018年
【中央:3番人気(57kg)】
オーバルスプリント(1,8)→JBCスプリント(12,9)→カペラS(6,11) ※4走前プロキオンS3着
【中央:2番人気(57kg)】
プロキオンS(6,4)→東京盃(3,7)→霜月S(2,5) ※4走前さきたま杯1着
【中央:5番人気(51kg)】
園田チャレンジC(1,2)→天空の城竹田城跡特別(2,1)→マイル争覇(2,6)
・2017年
【中央:4番人気(58kg)】
サマーチャンピオン(6,1)→コリアスプリント(6,1)→カペラS(13,9)
【地方:2番人気(53kg)】
クラスターC(3,2)→絆C(1,2)→笠松グランプリ(1,1)
【中央:1番人気(57kg)】
オーバルスプリント(2,1)→室町S(1,13)→カペラS(3,15)
・2016年
【中央:2番人気(57kg)】
プロキオンS(3,2)→オーバルスプリント(2,4)→カペラS(2,2)
【中央:3番人気(59.5kg)】
さきたま杯(5,3)→東京盃(4,1)→JBCスプリント(5,10)
【中央:1番人気(58kg)】
東京盃(2,9)→武蔵野S(3,9)→カペラS(3,1)
ローテ的には、近年は前走がカペラS・JBCスプリントからの中央馬が好走。その前走で結果を出していない馬は、2~4走前に、重賞3着以内の好走実績があった。
13年59kgのドリームバレンチノ、11年59.5kgのスーニが勝っていて、過去2回59.5kgの馬が2着。ハンデ戦ではあるが、重い斤量はあまり気にしないでいいレース。
前年好走馬が3着以内に好走しているリピーターレースで、3年前はドリームバレンチノが該当して2着と好走。
脚質は、スパイラルカーブがあるので差し・追い込みも問題ない。
地方馬は、去年のようにかなり手薄でないと、地方交流重賞での好走か元中央馬でないと厳しい。
<展開>
逃げたいのは、ナチュラリー。
逃げないと終わる馬なので、主張してハナ。
その外から逃げが理想のハヤブサマカオーが出して行って、もまれたくないテーオーエナジーも前へ。
続いてラブバレット、デュープロセス、サクラレグナム。その後ろにノボバカラあたりが追走。
1コーナーまでは速くなるが、ナチュラリーの逃げなので中央馬にはやや遅め~平均ペースを想定。
<予想詳細>
本命は、デュープロセス
ユニコーンS(2,2)→グリーンチャンネルC(1,5)→武蔵野S(2,7)
前走の武蔵野Sは、少し出して行って好位内の3番手まで上がったが、少し控えて好位馬群の中から追走。
4コーナーで仕掛けながら直線に入って、前に進路ができてから伸びそうだったが、外から差されて残り200mで脚が止まって7着。
12.1 - 11.0 - 11.6 - 11.8 - 12.1 - 12.1 - 11.6 - 12.3
ペースが流れていて、直線で前と後ろが入れ替わるレベルの差し決着。
それを前半から前にいて1.0秒差。同じように前半前にいてこの馬に先着したのは、サンライズノヴァだけ(0.6秒差4着)なので、悲観する内容ではない。
ここ2戦結果が出ていないが、3歳ということを考えたら普通の結果。
2年連続化物級の馬がいて、3歳馬がチャンピオンズCを勝っているが、普通の3歳馬ならトップクラスでも古馬相手の重賞では東京大賞典くらいまで苦戦するのが普通。
同世代のレースでは、古馬の2勝クラスを勝てる走りをしていたら上位争いができるレベルなので、賞金を加算している馬は一気にレールレベルが上がることになる。そのレースレベルに対応ができるようになるのが、年末から翌年1月くらい(だから、東京大賞典や川崎記念で、3歳馬や明け4歳馬が結果を出している)。
この馬も、同世代ではオープン特別を2勝して、ユニコーンS2着で同世代能力上位の馬。古馬の壁があったが、前走は負けた中でも明らかに良化を見せている。
今の内容でも、この相手なら勝てていいし、武蔵野Sの厳しい流れを前で競馬した後なら園田の持続力が問われる流れにも対応やすい(昇竜Sでは1400mの差し決着のレースで勝っているので対応可能)。
勝負度的にも、ここで勝つと根岸SからフェブラリーSのローテも再度狙うことができるので、中央馬の中では一番勝ちたい馬と考えて期待する。
対抗は、ノボバカラ
オーバルスプリント(5,4)→南部杯(8,8)→JBCスプリント(8,4)
前走は、1馬身出遅れたので、すぐに内に進路を変えて後方の最内から追走。
その位置でじっとして、4コーナーで前が空いたところを通って、直線で外に出して伸びてきての4着。
結果的に、出遅れがハマったレース。あとロスなく走らせることで一発狙った藤本騎手の好騎乗のアシストがあっての4着。
適性的には、厳しいペースを持続力を生かして好走するタイプ。
前走は、最後方から差す競馬になったが、あの競馬は展開が向かないと速い上がりが使える馬ではないので厳しい。先行力が落ちてしまったので、逃げるのは無理だが好位外は現状はベスト。
今年は、5月栗東Sでリアンヴェリテと並走逃げのような形になって、最後に持続力で前に出て勝利。2016年12月のカペラS以来の勝利で、ボロボロになってもうダメと思える状態まで行っていたので、完全ではないにしてもよくここまで戻ってきたと感心するレベル。
その後も、北海道SC3着、オーバルスプリント4着、前走の4着と、持続力は生きる条件でそこそこの走りを見せている。
園田1400mは、浦和1400m同様にペースアップが速く持続力が生きる条件。今回の相手ならデュープロセス以外なら先着していい走りは見せていて、外枠でスムーズに走れるのもよく対抗にした。
単穴は、ラブバレット
岩鷲賞(1,1)→クラスターC(5,9)→スプリント特別(1,1)
盛岡がいろいろあったので、川崎に移籍してのレース。
今年は、中央に移籍してレースを使っていたが、苦手な芝スタートのレースばかりで厳しい結果。地元に戻ってからは、相手が楽になってダートスタートになって重賞連勝。
クラスターCでは、9着に負けてしまったが、前に厳しい展開に加えてかなりメンバーが揃っていた(1着馬はJBCレディスクラシック1着、3着馬がJBCスプリント2着)ので仕方ない凡走。少し衰えを感じる負け方だったが、このメンバーに入ったら馬券圏内争いできる走り。
兵庫GTは、16年4着、17年2着、18年取消(例の事件の影響)。ハンデ戦で手薄になりやすいレースなので、上位争いに加わっている。
今年は例年以上に手薄な中央馬なので、結果を出していないのにハンデが1㎏増になっているくらい。今年のメンバーなら馬券圏内に残れていいと考えて相手に。
4番手は、ナチュラリー
園田チャレンジC(1,2)→兵庫ゴールドC(2,1)→笠松グランプリ(6,7)
前走は、逃げることができなかったので完敗。
逃げる競馬ができたらかなりしぶといのだが、逃げないと脆いので、中央馬に逃げたい馬がいないのは歓迎。ハヤブサマカオーが大外からハナを主張してきたらつらいが、この枠なら逃げられる可能性は高い。
逃げる競馬ができてハンデ53㎏なら、兵庫GTの馬券圏内レベルの時計では走れていい力はある。
道中でどのくらいプレッシャーをかけられるかになってくるが、舐められてかわいがってもらて3コーナーでまだ先頭にいたら残り目があっていいと考えて4番手に。
5番手は、ハヤブサマカオー
武蔵野オープン(3,3)→くろゆり賞(中止)→ビオラ賞(6,6)
前走は。、大井内回り1600mのレースなので、距離が長いので我慢できずに失速。
休み明けだったのに加えて、どう考えても条件が合わないので凡走は仕方ない。
この馬は、前に行って持続力を生かして好走する馬なので、園田1400mはピッタリ。
もまれる心配のない大外枠も歓迎で、条件は魅力。
ひと叩きしてどこまで状態が上がってくるかになるが、武蔵野オープンくらい走れるような状態なら恵まれた54㎏のハンデの助けで馬券圏内があっていい。
※以下は、買わない馬の評価。
キヨマサ
園田の重賞ではやや足りない馬で、1年に1回九州産馬限定のJRA交流霧島賞(1着800万円)で勝負する馬(16年1着、17年1着、18年2着、19年1着)。今年は1着になり、この馬の仕事は終わっている。
ブラゾンドゥリス
17年黒船賞勝ち馬っだが、衰えが出てきて地方に移籍。門別で1勝したが、園田に移籍。移籍初戦でいいところなく負けて、この相手では厳しい。
テーオーエナジー
師走S・ポルックスSを連勝できるように、重賞級の能力があるのだが、もまれ弱さがあるので力が出せていない。
前走はブリンカーを付けて行きっぷりはよくなったが、直線で早々に失速。全く力が出せていないレースが続いている。
ブリンカーで行きっぷりが良くなったので、1400mを使ってくるが、1400mになると前半速くなるのでもまれるリスクは上がる。また、1800mを前半ゆったりした流れからのロングスパート勝負が得意だったので、1400mの流れが合わない可能性が高い(過去に、JDDで前に行って失速した後に、グリーンチャンネルCを試したが前にも行けずに惨敗している)。
岩田騎手に戻るのは魅力だが、この相手なのでそこそこ人気するはず。2番手をすんなり取れると怖さはあるが、1400mではリスクの方が高いと考えて消した。
イルティモーネ
力を付けてきているのだが、1230mがベスト。
1400mだと地元重賞でも完敗の内容。52㎏の軽量でも厳しい。
サクラレグナム
去年の4着馬ではあるが、今年は衰えを感じる内容を見せている。
春まではまだいい走りだったのだが、建依別賞でケイマに負けて、明らかに稼ぐための手薄なところを使って連勝。
去年の東京盃(8着)から笠松グランプリ(2着)のように、強い馬にぶつけていい走りをしての参戦ではない。
去年の走りができれば、3着争いに加わってもいいのだが、去年の走りができないと考えて消し。
ランスオブプラーナ
完全に出走枠に入れたから、ダート試してみましょうという出走。
芝でスローペース逃げで結果を出してきた馬なので、園田1400mのペースが流れて持続力が問われる条件が合うとは思えない。