伊吹雅也
マカロニスタンダーズ
きいいろ
4月9日の中山11R・京葉ステークス(4歳以上オープン、リステッド、ダート1200メートル、別定、13頭立て)は、2番人気で津村明秀騎手とコンビを組んだテイエムトッキュウ(牡5歳、栗東・木原一良厩舎)が鮮やかな逃げ切りでオープン初Vを飾った。タイムは1分10秒0(良)。3馬身差の2着は後方から追い込んだクロジシジョー(5番人気)。さらに1/2馬身差の3着には3番手から流れ込んだサイクロトロン(6番人気)が入った。好スタートを決めたテイエムトッキュウがけれんみのない逃げ。カルネアサーダは控えて離れた2番手となり、サイクロトロンが外から3番手に続いた。4連勝中で人気を集めたスズカコテキタイ4番手の外からの競馬。テイエムトッキュウは気持ち良く飛ばして後続を引き離し、直線に向いても脚いろは全く鈍らない。結局そのまま他馬を寄せ付けずフィニッシュ。ダート転向3戦目で鮮烈なオープン初勝利となった。2着は先行馬がバテたところを外から差してきたクロジシジョー。サイクロトロンが3番手から粘り込んで3着に踏ん張った。京葉Sを制したテイエムトッキュウは、父ロードカナロア、母アグネスナチュラル、母の父サクラバクシンオーという血統。通算成績は13戦5勝となった。