12月10日の中京9R・つわぶき賞(2歳1勝クラス、牝馬限定、芝1400メートル)は、7番人気でミルコ・デムーロ騎手とコンビを組んだ
ルミノメテオール(美浦・
金成貴史厩舎)がゴール前で鋭く伸びてV。無傷の連勝でオープン入りを決めた。タイムは1分20秒8(良)。
1/2馬身差の2着は好位から伸びた
ダルエスサラーム(6番人気)。さらにハナ差の3着は直線で一旦先頭に立った
モズメイメイ(4番人気)だった。
レースは
メイショウコギクが気合をつけての先行策。
ユリーシャ、
サイモンオリーブが続き、好位に
モズメイメイ、
ダルエスサラーム、人気の
アリスヴェリテと続いた。直線は横に広がっての接戦となったが、中団から外に出したルミノメテオールがゴール前で鋭い伸び脚を発揮。競り合う
ダルエスサラームと
モズメイメイを一気にかわしてゴールを駆け抜けた。
◆M・デムーロ騎手(1着 ルミノメテオール)「うまくいったね。スペースがあくのを待っていたんだけど、最後にあいてくれた。手応えはずっと良かった。新馬戦から成長していて、まじめで落ち着いてきた。すごくいいね」
◆
金成貴史調教師(同)「新馬戦と同じ距離ということで、精神的なところがどう変わるかと思っていましたが、落ち着いて臨めていました。これなら距離を延ばしていけそうです。ミルコ(デムーロ騎手)も新馬戦に続いてうまくさばいてくれましたね。調教の良さが出てきました。素直でまじめなところがいいところです。気性もちょうどいい感じでピリッとしていて、乗り難しくないので、安心していい競馬ができます。今後は脚元や状態を見て考えます。新馬戦から間隔をあけましたが、オーナーとも相談していい形で来年の春に向かいたいと思います」
ルミノメテオールは、父
エピファネイア、母クイーンナイサー、母の父フォーティナイナーという血統。通算成績は2戦2勝となった。