マカロニスタンダーズ
にしのけいご
エース1号
★“直千”では3戦3勝!前年の覇者ダイメイプリンセスが今年も参戦 ダイメイプリンセス(牝6歳、栗東・森田直行厩舎)が、アイビスサマーダッシュ(GIII)連覇を狙う。同馬は昨年、初の直線1000m戦出走となった駿風S(1600万下)で勝利をおさめると、その後韋駄天S、アイビスSDを勝って、“直千”では3戦3勝という成績を記録している。ダイメイプリンセスが“直千”に出走するのは1年ぶりとなるが、今年もアイビスSDで勝利を挙げることができるか。Vなら、同レース連覇はカノヤザクラ(2008・09年)、ベルカント(2015・16年)以来3頭目、“直千”4勝はケイティラブに並ぶ歴代最多タイ記録となる。なお、ダイメイプリンセスにはM.デムーロ騎手が騎乗する予定だ。 また、ダイメイプリンセスに並ぶ現役最多タイの“直千”3勝を挙げているミキノドラマー(牡6歳、美浦・南田美知雄厩舎)も、アイビスSDに登録している。同馬は韋駄天S3着以来の出走となるが、韋駄天Sが実施されるようになった2014年以降のアイビスSDでは、毎年、同年の韋駄天S出走馬が3着以内に入っている。なお、ミキノドラマーにはアイビスSDで2勝を挙げている西田雄一郎騎手が騎乗する予定となっている。★“サマースプリント”対象レース連勝なるか! 函館スプリントSを制したカイザーメランジェ カイザーメランジェ(牡4歳、美浦・中野栄治厩舎)が、サマースプリントシリーズ対象レース連勝を目指す。同馬は、シリーズ開幕戦となった函館スプリントS(GIII)を制し、重賞初制覇を遂げた。カイザーメランジェが直線1000m戦に出走するのは、今年の韋駄天S(6着)以来2度目となるが、アイビスサマーダッシュ(GIII)も制してシリーズチャンピオンに前進することができるか。なお、同馬には前走に続き江田照男騎手が騎乗予定となっている。 また、ライオンボス(牡4歳、美浦、和田正一郎厩舎)は、1回新潟で“直千”の驀進特別(1000万下)→韋駄天Sを連勝している。同馬は驀進特別では54秒1、韋駄天Sでは直線1000m戦で歴代4位タイとなる53秒9という速いタイムで勝利を挙げているが、初の重賞挑戦となるアイビスSDを制して連勝を伸ばすことができるだろうか。Vなら、同馬に騎乗予定の鮫島克駿騎手は、デビュー5年目でJRA重賞初制覇となる。★波乱が続く今年の“古馬牝馬重賞”クイーンSにはミッキーチャームなど17頭が登録 今年実施された“古馬牝馬重賞”7レースの結果を見ると、1~3番人気馬は未勝利で、3連単の払戻金は7レース中5レースで10万円を超えており、波乱の決着が多くなっている。また、7レースすべてで4歳馬が3着以内に入っており、先月実施されたマーメイドS(GIII)では1~4着を4歳馬が占めた。 28日に実施されるクイーンS(GIII)には、阪神牝馬S(GII)勝ち馬のミッキーチャーム(4歳、栗東・中内田充正厩舎)、中山牝馬S(GIII)勝ち馬のフロンテアクイーン(6歳、美浦・国枝栄厩舎)、唯一の3歳馬メイショウショウブ(栗東・池添兼雄厩舎)など17頭が登録しているが、どのような結果になるだろうか。★全6場障害重賞制覇狙う石神深一騎手 3連覇がかかる西谷誠騎手にも注目! 小倉サマージャンプ(J・GIII)でシークレットパス(牡8歳、美浦・尾形和幸厩舎)に騎乗予定の石神深一騎手は、現在、障害の重賞が実施されている中山・東京・京都・阪神・新潟・小倉の6場のうち、小倉を除く5場で勝利を挙げており、小倉サマーJを勝てば高田潤騎手以来、史上2人目の全6場障害重賞制覇となる。石神騎手が小倉サマーJに騎乗するのは今回が3回目となるが、小倉でも障害重賞を制すことができるだろうか。Vなら、関東馬による小倉サマーJ制覇はレース史上初となる。 また、2009年エイシンボストンで小倉サマーJ初勝利を挙げ、2017年ソロル、2018年ヨカグラで連覇をしている西谷誠騎手は、同レースの3連覇および4勝目を目指す。西谷騎手は、昨年の小倉サマーJ3着馬アグリッパーバイオ(牡8歳、栗東・須貝尚介厩舎)に騎乗する予定となっているが、今年も小倉サマーJを制すことができるかどうか。Vなら、白浜雄造騎手以来、史上2人目の障害重賞通算20勝となる。★札幌・新潟・小倉競馬が27日開幕 昨年の2回新潟ではロジャーバローズがデビュー 7月27日、1回札幌競馬、2回新潟競馬、2回小倉競馬が開幕する。昨年の札幌競馬では、J.モレイラ騎手が31勝を挙げ、札幌競馬開催リーディングを獲得。2回新潟では石橋脩騎手、2回小倉では北村友一騎手が開催リーディングジョッキーとなったが、今年はどのジョッキーが活躍するだろうか。 また、“夏の札幌・新潟・小倉”の2歳新馬戦からは数多くのスターホースがデビューしており、こちらも見所のひとつとなっている。昨年の2回新潟では、今年のダービー馬となったロジャーバローズがデビューしたが、今年はどんな若駒がデビューするのだろうか。★武豊騎手に次ぐ速さで達成なるか!JRA通算1000勝まであと「5」の浜中俊騎手 浜中俊騎手が、史上36人目のJRA通算1000勝まであと5勝に迫っている。2007年にデビューした同騎手は、デビュー2年目に73勝を挙げ、デビュー6年目の2012年には23歳の若さでJRAリーディングジョッキーとなるなど、早くからコンスタントに勝利を積み重ね、7月22日現在、JRA通算9041戦995勝という成績を残している。 また、JRA・GIでは、ロジャーバローズとのコンビで制した今年のダービーなど通算9勝を挙げている。浜中騎手は小倉競馬場がある福岡県の出身で、今週は土日ともに地元・小倉での騎乗を予定しているが、所縁の地で節目の勝利を挙げることができるだろうか。なお、今週末に通算1000勝の大台に到達すれば、年齢にして30歳7カ月3or4日、キャリアにして12年4カ月25or26日での達成となり、ともに武豊騎手に次ぐ史上2番目のスピード記録となる。★アイビスSDの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★クイーンSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載